茅ヶ崎の食育プログラム
2025-08-01 10:49:22

猛暑の影響を乗り越えた食育プログラムが茅ヶ崎で実施されました

茅ヶ崎で開催された食育プログラム



2023年7月25日、猛暑の影響を受けた規格外のとうもろこしをテーマに、保育園「ぽとふ保育園茅ヶ崎」にて特別な食育プログラムが実施されました。このイベントは、オイシックス・ラ・大地株式会社の「すくすくOisix」によるもので、食品のサブスクリプションサービスを提供している同社が運営する保育施設向け給食サービスの一環です。

まずは食材の理解から



食育プログラムでは、年少から年長の16名の園児が参加しました。参加者はまず、保育士からとうもろこしの生育過程についての紙芝居を通じて学びました。紙芝居には、実際のとうもろこしが育つ畑の画像が使われ、子どもたちは産地や生産者について理解を深めました。

続いて、食材のプロフェッショナルであるオイシックスの青果バイヤー、佐藤が登場し、正規品と規格外のとうもろこしを見比べる時間が設けられました。ここで子どもたちは、サイズや形が異なる理由を学び、暑さや水不足が生育に影響を及ぼすことを認識しました。同時に、どんなとうもろこしも味はほぼ変わらず、農作物を大切にする意義についても考える機会が与えられました。

収穫体験でさらに学びを深める



この食育プログラムでは、とうもろこしを実際に収穫する体験も行われました。園児たちは、実をもぎ取るという貴重な経験を通じて、作物の大切さを改めて感じたようです。もぎたてのとうもろこしを嗅いだり、むしった粒を味わったりする姿は、好奇心が溢れていました。

そして給食メニューに登場したのは、収穫したとうもろこしを使った「とうもろこしごはん」。子どもたちの食も進み、楽しみながら野菜を食べる貴重な体験となりました。こうした活動を通じて、保育園や保護者からは「子どもが家庭でも野菜を話題にするようになった」といった声も寄せられ、好評を博しました。

フードロスを減らす新たな挑戦



今年のとうもろこしは猛暑の影響で、約3割が収穫前に畑でロスになり、さらに虫被害や不良品率が高まりました。全国的にこうした状況が見られ、収穫量が減少し、経済的な影響が予想されます。オイシックス・ラ・大地は、そのような状況の中でも、資源を大切にし、フードロスを減らすための食育プログラムを通じて、子どもたちに学びの場を提供しています。

「すくすくOisix」とは



「すくすくOisix」は、安心・安全な食材の提供を基本としつつ、栄養相談やオリジナルの食育コンテンツもご用意。保育施設の運営をサポートすることで、子どもたちに楽しく学ぶ環境を整えています。今後も規格外の野菜を使用したプログラムを継続し、フードロスの削減に向けた取り組みを増やしていくことが期待されます。

生産者と消費者をつなぐ「食」の大切さを学んだ子どもたちは、今後どのように成長していくのでしょうか。私たちもその成長を見守っていきたいと思います。


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