CannaTechとNeoCannBio提携
2025-09-10 08:29:19

CannaTechが韓国NeoCannBio社と戦略的提携を締結し国際展開を加速

CannaTechとNeoCannBioが提携



神奈川県綾瀬市に本社を置く株式会社CannaTechは、韓国の医療用ヘンプ原薬メーカーNeoCannBio Co., Ltd.と、戦略的パートナーシップを結んだことを発表しました。この提携により、両社は研究開発から製造、販売まで幅広い分野で協力を進めることになります。

共同研究開発の推進


今回のMOU(覚書)締結により両社は、ヘンプ由来の新しい製品や技術の共同研究開発を行うことに注力します。特に、CannaTechの日本国内での製造インフラと専門性を活用し、独自の技術で開発されたCBD原料を用いた新製品の開発が期待されています。

グローバル市場への展開


両社は、持つ流通網やマーケティング力を活かして、日本を含む世界的な市場への展開を加速させる方針です。これにより、国内外の消費者により良い製品を提供し、ヘンプ産業の発展に寄与することを目指します。

NeoCannBioとは


NeoCannBioは、韓国ソウルを本拠地とする先進的なバイオ企業で、医療分野に特化した高純度カンナビノイドの生産を行っています。同社は、韓国科学技術研究院(KIST)の研究成果を基に成り立っており、マイクロ波処理技術やメタボリックエンジニアリング技術を駆使して新薬の開発にも力を入れています。また、140種類以上のカンナビノイドを含む「カンナビノイド・ライブラリ」を構築し、医療やヘルスケア領域での研究をリードしています。

CannaTechの取り組み


CannaTechは、自社工場でFSSC22000認証を取得しており、製品の品質管理において多段階の検査プロセスを取り入れています。製品ラインナップには、グミ、オイル、電子たばこ、カプセル、化粧品など多岐にわたり、OEMやODMを通じても多様な製品を提供しており、業界の健全な発展に寄与しています。

代表者のコメント


NeoCannBio社のジェン・クック・キム社長は、「各国の法令を遵守し、両社の独自技術力や市場へのアクセスを最大限に活かす機会として捉えています。相互発展の成功モデルを構築することを目指します」とコメントしています。

一方、CannaTechの須藤晃通代表取締役は、「この提携は、日本と韓国を繋ぐヘンプ産業における国際的な協力のモデルケースとなります。両社の強みを活かして安心・安全で革新的な製品を届けることができるでしょう」と語りました。

韓国「Korea Hemp Industry Conference 2025」登壇


さらに、CannaTechは、2025年9月11日(木)に開催される「GYEONGBUK BIO INDUSTRY EXPO 2025」のプログラム「Korea Hemp Industry Conference」に、日本企業として唯一登壇することが決まっています。このカンファレンスはアジア最大のヘンプ産業イベントで、世界各国から研究者や企業が集まります。須藤は「CBD Consumer Trends in Japan & Hemp Innovation in Food, Cosmetics, and Textiles」というテーマで講演し、日本市場の最新動向や製品の可能性を紹介します。

結論


CannaTechとNeoCannBioの提携は、ヘンプ産業の未来に大きな影響を与えるだろうと期待されています。両社の協力を通じて、日本国内でのカンナビノイド産業のさらなる発展とグローバルな情報発信が進むことが期待されています。


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