食米から生まれた日本酒
2025-06-13 11:19:20

神奈川県の吉川醸造、食米から生まれた日本酒がフランスのコンクールで栄冠

神奈川県の吉川醸造、食米から生まれた日本酒で栄冠を手に



神奈川県伊勢原市に位置する吉川醸造が、食米を使った日本酒でフランスのコンクール「Kura Master 2025」で見事第1位を獲得しました。この成果は、決して他の酒蔵の酒と比べても遜色のない深みを持つ日本酒の証であり、今や世界の舞台で日本酒の魅力を再確認される瞬間となっています。

食米から魅力的な日本酒を創造



日本酒といえば、通常は酒米と呼ばれる特別なお米が使われます。酒米は心白を多く含み、湯ごたえや風味を引き立てる特徴があります。しかし、吉川醸造はその枠を超え、食米からも美味しい日本酒を生み出すことに挑戦しました。日本酒愛好者や新しい味わいを求める人々にとって、その結果は驚きと感動をもたらしています。

彼らが醸造した「菊勇 辛口純米酒」は、コシヒカリやササニシキなどの食米を使った自信作です。ミックス米の特性を活かしつつ、伝統的な「生酛」技法と現代的な低温長期発酵技術を組み合わせたことで、酒造りの難易度を高めつつも、素晴らしい味わいを実現しました。

Kura Masterとの関わり



Kura Masterは、2017年からフランスで開催されている日本酒のコンクールで、パリを舞台に日本酒の素晴らしさを味わいと共に発信しています。この年には、1083銘柄が出揃い、フランス人の味覚が求める高品質な日本酒が厳正な審査を受けました。吉川醸造の「菊勇」シリーズは、その中で光り輝く存在感を示しました。

今後の展望



吉川醸造は、日々の酒造りに真摯に取り組み、その成果が世界中の多くの人々に届くことを願っています。食米の活用は、これからの日本酒造りにおいて新たなアプローチを提供し、飲む人々に新しい発見を提供することを期待しています。これまでの挑戦が実を結んだ今回の栄誉を背景に、さらなる可能性を追求する姿勢を崩すことなく進化を続けていくことでしょう。

吉川醸造について



大正元年に創業した吉川醸造は、古くから伝わる技術と新しい試みに根ざした日本酒の製造を続けています。コロナ禍を経て新たな一歩を踏み出した彼らが、今後どのような作品を生み出していくのか、目が離せません。日本酒の新たな時代を創る挑戦と情熱に期待が高まります。吉川醸造の公式サイトをぜひ訪れて、洗練された日本酒の世界を体験してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: 日本酒 吉川醸造 フランスコンクール

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。