44-Baseの挑戦
2025-12-09 10:17:25

老朽住宅が進化!高性能リノベーションモデル「44-Base」公開

高性能住宅「44-Base」がグランドオープン



株式会社バウハウスデザインが手掛ける築44年のテラスハウスを性能向上リノベーションした「44-Base(フォーティーフォー・ベース)」が、2026年1月10日(土)に正式にオープンします。このモデルハウスは、今後の「空き家の増加時代」に向けたストック住宅の活用を示す実践モデルとして注目されています。

快適な住空間への変身



44-Baseの最大の特徴は、古い住宅の課題を根本から見直し、HEAT20 G2(断熱等性能等級6)相当の温熱性能を実現している点です。オープン初日から3日間、見学会を開催し、訪れた人々は実際にこの快適な空間を体感することができます。特に、快適さや環境性能、使いやすさといった要素を重視した設計は、建て替えかリノベーションかを迷う家族にとって非常に貴重な体験になるでしょう。

「古さ」を再生する挑戦



このプロジェクトにおいては、築44年という特異な条件の物件を選んで再生に取り組んでいます。アーキテクトである代表の東孝一氏は、「壊すのではなく再編集する」ことをモットーに、建て替えではなくリノベーションを選びました。物件の調査から得られた知見を基に、断熱や気密、耐震性を含むさまざまな要素を改良し、築古住宅でも現代の住まいとして生まれ変わる可能性を示しています。

徹底した性能向上



44-Baseでは、最新の断熱技術を取り入れ、寒冷地の住宅基準を満たす高性能を実現しました。冬は全体が温かく、夏もエアコン1台で快適に過ごせます。これにより、住む人々は健康的で快適な住環境を享受することができるのです。これまではあきらめられていた古い家でも、新しい技術によって、世界水準の暮らしが可能だというメッセージを強調しています。

住まいの「質」を追求



住宅の性能向上にとどまらず、住まいの質にもこだわりを持った設計が施されています。窓の配置や動線の工夫を通して、コンパクトでも広く感じられる空間を実現しており、生活のしやすさを追求しています。さらに、スチームサウナ付きの浴室も備え、生活の質を高める様々な工夫が随所に見られます。

見学会の概要



「44-Base」では、オープンを記念して、1月10日から12日の3日間にわたり完成披露見学会を実施します。来場者は、実際の住宅の性能向上や設計についての詳細を見学し、リノベーションと建て替えの違いを体感できます。完全予約制となっているため、参加希望者は事前に申し込む必要があります。

未来に向けた住宅モデル



44-Baseは、古い家が持つ未来の可能性を示す実験棟として位置づけられています。バウハウスデザインは、リノベーションを通じて「築古住宅は壊すべきではない」という考えを広めていく意向を持っています。古い家をどうにかして活かすことで、環境にも優しく、持続可能な社会作りへの貢献を目指しているのです。

この「44-Base」の取り組みは、古い住宅の再生を reconsider する機会を提供してくれるでしょう。バウハウスデザインが実現した新しい形の住まいに、ぜひ注目してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

関連リンク

サードペディア百科事典: 横浜 リノベーション 高性能住宅

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。