クラウド解析強化
2025-06-10 11:58:47

NetFlow Analyzer、クラウドサービスマッピング機能を強化した新ビルドをリリース

NetFlow Analyzerが新ビルドをリリース



ゾーホージャパン株式会社が提供するトラフィック解析ツール「NetFlow Analyzer」が、新たにバージョン12.8.407のリリースを発表しました。このアップデートにより、クラウドサービスマッピング機能が強化され、これまで以上に効率的にトラフィックを分析できるようになりました。

クラウドサービスマッピングの強化



新しいクラウドサービスマッピング機能では、ユーザーが関心を持つクラウドサービスに関連するIPアドレスが自動で表示されます。特に、今後は製品開発元のZoho Corporationにより、クラウドサービスのリストが整備され、情報が最新のデータに自動更新される仕組みが導入されています。これにより、ZoomやMicrosoft 365、ChatGPTなどの主要なクラウドサービス別にトラフィックを把握しやすくなります。

具体的には、ネットワーク環境においては1日ごとにIPアドレスが自動更新され、常に最新の情報を参照することが可能になります。また、管理者が手動でリストをインポートすることもでき、新たにクラウドサービスを追加するリクエストも可能です。この機能により、クラウドサービスに関連する通信量をリアルタイムで可視化できるため、トラブルシューティングやネットワークの最適化がより簡単になります。

通信量の詳細な可視化



今回のアップデートによる利点として、特に注目したいのは、アプリケーションプロトコルを分類する技術「NBAR2」に対応していない機器でも、クラウドサービスごとのトラフィック量を分析できる点です。これにより、企業のIT管理者はトラフィックを詳細に把握し、最適な対応策を検討することが可能になります。

NetFlow Generatorの機能強化



加えて、NetFlow Analyzerの無料オプションである「NetFlow Generator」も強化されています。この機能を使うことで、フロープロトコルに非対応の機器でもトラフィックを監視することができ、通信量が従来の1Gbpsから最大10Gbpsに対応できるようになりました。これにより、大量のフロー解析が実現し、ITインフラのさらなる効率化が図られます。

企業と導入の拡大



ManageEngine NetFlow Analyzerは、ネットワークトラフィックを可視化し、問題の早期発見をサポートするツールです。これまでに5000ダウンロードを超え、さまざまな組織で活用されています。日本市場においても、中小企業を中心に増加している需要に応える形で、日々進化しているのです。

国内の官公庁や一般企業を含む9000ライセンス以上の販売実績を誇り、短期間での導入が可能な点とリーズナブルな価格帯が、多くの企業に支持されています。今後も多言語対応しながら、グローバルに展開する姿勢を貫いていくことでしょう。

まとめ



新ビルドによるクラウドサービスマッピング機能の強化は、ネットワーク管理を行うIT担当者にとって大きな利点となります。トラフィックの可視化や通信の効率化、柔軟な更新作業を実現し、IT運用管理のシンプル化に寄与する「NetFlow Analyzer」に今後も注目が集まります。


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