岡山大学フォーラム開催
2025-01-25 23:08:21

岡山大学がダイバーシティ・インクルージョンフォーラムを開催し多様な社会を展望

岡山大学がダイバーシティ・インクルージョンフォーラムを開催



2025年の1月16日、岡山大学鹿田キャンパスにおいて、地域の未来を考える「ダイバーシティ&インクルージョン・フォーラム in OKAYAMA 2025」が開催されました。このフォーラムは、岡山を「福祉の聖地」とすることを目指し、多様な人々が共に快適に暮らせる社会の実現について意見を交わす場として設計されました。約150名の参加者が集まり、未来の岡山に必要なインクルーシブな施策を論議しました。

フォーラムのセッション内容


フォーラムは、主に2つのパートに分かれて構成されました。まず第1部では、「岡山で胎動するインクルージョン」というテーマのもと、講演が行われました。岡山大学病院聴覚支援センターの片岡祐子准教授が、聴覚障害者支援に関するプレゼンテーションを行い、具体的な取り組みや出版された資料の紹介をしました。彼女は、日本における聴覚障害者の現状を深掘りし、その改善に向けたヒントを参加者と共有しました。さらに、両備システムズの下田雅彦氏が、欧州における障害者支援の最前線について語りました。

第2部では、岡山が目指す「ウェルビーイングな社会」づくりに関するパネルディスカッションが行われ、岡山大学学長の那須保友氏をはじめ、地域の著名人たちが参加しました。彼らは、包括的な社会を構築するための様々なアイデアを提案し、一人一人が持つ独自の視点からリッチな意見が交わされました。

特別な取り組み


フォーラムのエンディングでは、岡山大学のSDGsアンバサダーであるCopain(コパン)が制作した手話動画が上映され、参加者全員がその動画に合わせて手話を行いました。この瞬間には、会場全体に温かい一体感が生まれました。また、華道部の生徒たちによる装花が会場を華やかに彩り、視覚的に豊かな雰囲気を創出しました。

フォーラムは、手話通訳や要約筆記、グラフィックレコーディングなどを取り入れ、障がいの有無にかかわらず誰もが参加することができ、理解を深める機会となりました。

未来に向けてのメッセージ


フォーラムの締めくくりとして、狩野光伸副理事が「これからも、ともに「ワクワクドキドキ」しながら、考える機会をつくりましょう」と呼びかけ、参加者たちに未来への可能性を感じさせるメッセージを送りました。地域に深く根差した岡山大学の取り組みと、その未来に引き続き注目していきたいと思います。

最後に


このフォーラムを通じて、岡山はもちろん、他地域においても多様性やインクルージョンの重要性が再認識され、これからも多くの議論が続くことを期待しています。岡山大学は今後も、地域の未来を共に創っていくために、積極的な取り組みを続けることでしょう。


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