川崎市が認証した令和7年度の福祉製品
川崎市は、福祉業界において質の高い製品の普及を目的に、毎年「かわさき基準(KIS)」に基づいた福祉製品の認証を行っています。今回は、令和7年度に認証された7点の福祉製品をご紹介し、どのように自立支援に寄与しているのかについて詳しく解説します。
1. 令和7年度認証福祉製品の概要
(1) 介護用洗身用具 switle-BODY(株式会社アリス)
要介護者が寝たままでも、周囲を汚すことなくしっかりと洗身ができる画期的な洗身用具です。専用の弱酸性ソープを使用することで、まるでシャワーを浴びたかのような爽快感が得られます。
(2) 脳トレーニングアプリ だんだんシリーズ(ダンウェイ株式会社)
障害児者の自立や社会参加をサポートするためのアプリで、読み書きや計算、時間把握などをゲーム感覚で学べる内容になっています。自宅で簡単に取り組めるのが魅力です。
(3) 情報保障アプリ だんだんシリーズ(ダンウェイ株式会社)
情報取得や発信を容易にするためのアプリで、障害児者が自立して社会に参加する支援を目的としています。企業との共創により開発された点が注目されています。
(4) 移動式リフトシリーズ(株式会社BANDS)
このリフトは、介助の手間を大幅に軽減し、安全に移動するためのサポートを提供します。操作性が向上しているため、床からの吊り上げも容易です。
(5) リフト付シャワーキャリーシリーズ(株式会社BANDS)
専用のレールを使った入浴用リフトで、利用者を吊り上げることなく、安全かつスピーディに入浴をサポートします。これにより入浴時のストレスが軽減されます。
(6) アームスリングシャツ(株式会社ケアウィル)
この服は、三角巾と一体化したデザインで、全体で腕を支えることで疲れにくくなっています。介護を受ける方にとって使いやすい作りとなっています。
(7) 車椅子利用者用 晴雨兼用ウェア(株式会社ケアウィル)
上下分離式のデザインにより、蒸れを防ぎつつ、袖や裾が車いすの車輪に巻き込まれる心配がありません。着脱が容易な工夫が施されています。
2. 認証式・製品の展示会
これらの福祉製品は、2026年3月2日(月)に川崎フロンティアビルで行われる「ウェルフェアイノベーションフォーラム2026」の中で認証式が行われます。参加は無料で、製品の展示も行われ、実際に体験することができます。
(1) 実施詳細
- - 日時: 2026年3月2日(月)13:20~14:10(展示は13:00~17:00)
- - 会場: KCCIホール(川崎市川崎区駅前本町11-2、川崎フロンティアビル2階)
- - 参加費: 無料
(2) 申し込み情報
認証式の観覧申し込みは、指定のウェブサイトから行えます。この機会に最新の福祉製品に触れ、自立支援の新たな可能性を見つけてみませんか。
3. かわさき基準(KIS)について
「かわさき基準」は、利用者が使いやすい製品を認証することで、福祉の現場における製品の普及を促進しています。8つの理念に基づき、利用者の意見を取り入れた製品開発が行われています。
具体的には、人格・尊厳の尊重、ニーズの把握、自己決定の支援、活動能力の活性化などが含まれています。これにより、誰もが快適に生活できる社会づくりを目指しています。
この機会に、川崎市の取り組みを知り、福祉製品の重要性や効果について考えてみてはいかがでしょうか。