足場BIM活用の需要
2025-07-16 11:09:25

足場BIM活用の支援サービスが2025年に120%増加で需要高まる

足場BIM活用の支援サービス、需要急増



神奈川県横浜市に拠点を構える株式会社杉孝(以下、SUGIKO)は、建設業界における足場BIMの活用を支援するサービスにおいて、2025年上半期の採用件数が前年同期比121%に達したことを発表しました。この増加は、働き方改革や国土交通省のBIM推進施策が背景にあります。

建設業界の現状とBIMの必要性



現在、建設業界では人手不足が深刻化しており、現場の生産性向上が求められています。SUGIKOは、足場に関する手間を削減するための様々な取り組みを行っており、特にBIM(Building Information Modeling)の活用が注目されています。BIMを使うことで、組み立て時の現場合わせや必要な足場材の数量算出を円滑に行うことが可能になります。これにより、効率的な施工に繋がります。

SUGIKOの支援サービスの特徴



SUGIKOのBIM支援サービスは、単なるBIMモデルの納品にとどまらず、現場に専任スタッフ「BIMサポーター」を派遣して実際の作業をサポートします。このキーパーソンとの連携により、施工前に「足場施工BIM検討会」を開催し、関係者全員で3Dモデルを共有しながら細部まで検討を行います。このプロセスは、外国人労働者との意思疎通に役立ち、仕様確認のミスを減少させる役割も果たします。

効率化の実現



これらの取り組みにより、現場合わせにかかる手間が減ったり、足場材の過不足が少なくなるなど、現場の効率が改善されています。また、BIMを未導入の顧客には、クラウドサービスを提供しており、これにより足場材の数量を自動で算出する仕組みを導入。従来のやり方と比べて、約70%の時間を短縮することが期待されています。

過不足のチェックと今後の展望



ただし、導入した顧客の約2割は十分な効果を享受できていないという新たな課題も浮上しています。その要因は、BIMと実際の計画に差異があることが示されています。そこでSUGIKOは、完成した足場とBIMとの比較を行い、問題点を明らかにする新しい取り組みを開始しました。この実績を基に、今後のBIM活用の幅を広げる方針です。

BIM-PLUS.1 Summit 2025における発表



SUGIKOは、これらの成果や今後の展望について、2025年7月17日に開催される「BIM-PLUS.1 Summit 2025」にて、BIM推進部署の課長が登壇し詳しく説明します。このイベントは、ハイブリッド形式で行われるため、オンラインでも視聴可能です。

詳細な情報や視聴登録は公式サイトをご覧ください。さらに、足場BIMの普及と新たなサービスの改善を目指し、建設現場での効率化に貢献していくことを続けていきます。

お問い合わせ



SUGIKOのBIM支援サービスに関する詳細やイベントに関する問い合わせは、下記の担当者までご連絡ください。

  • - 総務課 広報担当: 豊田・福家
  • - TEL: 045-444-0835
  • - E-mail: [email protected]


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