相模原市の魅力を体験できる「お試し移住モデル事業」がいよいよ始まります。近年、テレワークが浸透し、移住を希望する方々が増加しています。その中で、相模原市では新たに自然豊かな中山間地域での移住体験を提供するプログラムを実施します。この取り組みは、家族での4泊5日の滞在を通じて、移住前の生活をリアルに感じながら体験できる大変貴重な機会です。
移住を考える人々にとって、インターネットや情報誌で得られる知識だけでは不十分です。そこで、参加者は実際に自然が豊かな藤野地区や津久井地区に滞在し、地域の雰囲気を肌で感じることができるのです。アクセスできる病院、教育機関、交通機関、スーパーマーケットなど、生活に必要なインフラをチェックすることも可能です。
昨年のモデル事業では、多くの応募があり、実際に参加した家族からは「地域の人々との交流を通じて、移住に対するイメージが具体的になった」という声が多数寄せられました。今年度は施設数を増やし、さらに多くの家族を迎え入れます。都心から車で約1時間の距離にあるこの地で、家庭の一員として本格的な移住体験をできるチャンスです。
特徴と概要
「お試し移住モデル事業」は令和7年5月から7月にかけて、相模原市内の以下の宿泊施設にて実施されます。
- - アビオファーム別館蒼山荘(緑区青山3781)
- - おおだ山荘(緑区日連1411)
- - 相模湖basshouse(緑区吉野685-3)
- - 峰麓舎(緑区牧野4417-1)
参加希望者は、いずれかの施設に宿泊し、4泊5日の生活体験を通じて、本格的な移住のイメージを持てるようにプログラムが設計されています。なお、3泊4日での利用も可能です。
申込み条件
参加するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- - 相模原市外に居住し、移住を検討している家族。
- - 家族は最大5名まで(2名から可能)。
- - 自家用車や公共交通機関を利用できることが前提です。
- - 滞在期間中は日誌の作成に協力し、終了後にアンケートにも答えること。
- - 土・日曜日を含む日程では、地域のイベントなどに参加することが求められます。
宿泊費は市が一部負担し、利用者には一部負担金が発生します。しかし、食費や交通費、体験費用は利用者の自己負担となります。参加者数は限られており、申込期限は4月27日(日)までとなっています。多くのご家族からの申し込みを心よりお待ちしております。
申込み方法
詳しい情報は相模原市の公式ホームページで確認できます。お子様連れでも安心して参加できる体制が整っており、特に就学前のお子さんは、一時預かり保育のサービスも利用可能です。
家族での新しい生活を考えるこの機会に、ぜひ相模原市の自然の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。移住を真剣に考える方にとって、理想の場所との出会いがあるかもしれません。自然と共に生きる新たな未来への第一歩を、相模原市で踏み出してみませんか?