半導体の世界を探求
2025-10-14 23:13:28

未来を切り開く!岡山大学の夏季集中講座で学ぶ半導体の世界

未来を切り開く!岡山大学の夏季集中講座で学ぶ半導体の世界



最近、岡山大学で開催された夏季集中教育科目「”アタリマエ”の科学-スマホに映る半導体と社会-」が注目を集めています。本講座は、2025年9月17日から19日にかけて開催され、工学部、法学部、さらにはGDP(グローバル・ディスカバリー・プログラム)を受講している学生たちが集まりました。この講座は、昨年に続き2回目となるものです。

学生たちは、半導体技術がどのように私たちの生活に影響を与えているのかについて学びながら、「アタリマエ」を疑うことの重要性を理解することを目的としています。初日は、特別講師として株式会社アドバンテストの永島靖氏を迎え、スマートフォンの内部を“解剖”する作業が行われました。学生たちは普段目にしない部品を手に取り、その精巧さや技術的な側面に感銘を受けたと同時に、半導体が化学や情報技術だけでなく、生命科学とも結びついていることに気づきました。

次の日には、シャープ福山レーザー株式会社を訪れ、半導体製造の現場を実際に見る機会が与えられました。クリーンルームでの見学を通じて、学生たちは新たな課題発見や解決策を提案するワークショップに参加しました。最終日には、それぞれの成果をプレゼンし、企業の社員とも対話する貴重な時間を持ちました。

参加した学生たちの声には、「今まで漠然としていた半導体が、日常生活とどのように結びついているのか分かりやすくなった」という意見が多く見られました。また、「発表は苦手だったが、他の学生のプレゼンを聞くことで新たな発想が生まれた」との感想もあり、さまざまな学年の仲間や社会人との交流がいかに彼らにとって有意義であったかが伺えます。

さらに、受け入れ企業であるシャープ福山レーザー株式会社からも学生のプレゼンテーションに高い評価が寄せられました。「GPSを使用した提案など、面白く感心させられた」とのコメントや、見学先の社員たちが感動を覚えるようなプレゼンがなされたことが伝わりました。

この講座は、文系・理系の学生がチームを組んで学び合うことで、産業界との連携を深め、新たな発見を得る機会を提供することを目的としています。中国経済産業局からも注目されているこの取り組みは、地域の発展に貢献する人材を育成するだけでなく、学生たちにとっても貴重なキャリア形成の場となっています。

岡山大学は今後も地域社会との交流を図りながら、産業界との連携を強化し続けていく所存です。私たちが直面する社会課題の解決に貢献できる人材を育成し、より豊かな未来を共に創り上げていくことが求められています。今後の岡山大学の取り組みにご期待ください。


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