強羅花壇がミシュランガイドで2年連続3キー獲得の栄誉

強羅花壇が美容を競う名店、2年連続での栄誉

2025年10月8日、フランス・パリで発表された「ミシュランガイドホテルセレクション」にて、神奈川県箱根町にある強羅花壇が、2年連続で最高評価の「3ミシュランキー」を受賞しました。この栄誉は、ミシュランが世界中の優れた宿泊施設に新たに設けた「ミシュランキー」の最上位に該当します。具体的には、2025年度において世界で143軒、日本国内ではわずか7軒がこの高評価を得ており、強羅花壇はその中に名を連ねています。

歴史ある強羅花壇の魅力

強羅花壇は1948年に創業され、その背景には閑院宮載仁親王の別邸として建設された歴史的な建物があります。宿泊施設としての理念は、「和心のおもてなし」。この言葉通り、日本独自の文化や伝統を尊重したサービスを提供しています。名の由来は、かつて宮家が賓客を迎えるために開放した迎賓の場「花壇」にあるのです。

日本の伝統的な建築様式を駆使し、四季の移り変わりを感じられるほど自然と調和した空間で、静穏さと心を開放する体験ができます。また、日本庭園を望む客室や地元の新鮮な食材を活かした懐石料理は、多くのゲストからの高い評価を得ています。特に、長い歴史に培われたホスピタリティが、国内外で人気の秘密と言えるでしょう。

高級宿泊体験を提供する「ルレ・エ・シャトー」加盟店

さらに、強羅花壇はフランスの高級ホテル・レストランの団体「ルレ・エ・シャトー」にも名を連ねています。この協会は、世界中の厳選された580のユニークなホテルとレストランが集まり、独自のこだわりを持つ作り手たちが交わる場でもあります。加盟店では、地域の文化や環境保護にも力を入れて取り組んでおり、訪れる人々にとって特別な体験を提供しています。

新たな宿泊体験の提案

強羅花壇では、2023年に創業77年を迎え、新たに富士山麓に宿泊施設「GORA KADAN FUJI」が開業しました。また、同年10月には会員制ゴルフリゾート「GORA KADAN FUJI GOLF」がオープンし、さらなる宿泊の選択肢を提供しています。今後2030年には、京都でも新たな施設を開業予定とのことで、強羅花壇の展開はますます目が離せません。