福岡の循環型ビジネス
2026-01-06 10:49:50

セブン-イレブンが福岡で進める循環型ビジネスモデル実証事業

福岡市で進行中の新たなビジネスモデル



株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、福岡市で実施される環境省の「循環型ビジネスモデル実証事業」に積極的に参加します。このプロジェクトは、コーヒー消費が盛んな福岡を拠点に、コーヒーかすを地域資源として再活用し、環境保護と地域経済の活性化を図ることを目指しています。

本事業では、コーヒーかすの廃棄を減らし、それをバイオ炭として再資源化するため、複数の企業や団体と連携しています。セブン-イレブンは、福岡市内の店舗で発生するコーヒーかすの収集・管理を担当。2025年12月からは、約10店舗から排出されるコーヒーかすを効率的に回収し、エニキャリの物流システムを通じて適切に運搬します。


循環型ビジネスモデルの目的



このプロジェクトの主な目的は、以下の地域課題を解決することにあります。

1. 大量廃棄の問題: 福岡市では、コーヒー消費が非常に多く、1日あたり約5.2トン(261万杯分)のコーヒーかすが生じていますが、その80%以上が廃棄されているのが現状です。
2. 活用の不充分さ: 一部の事業者や消費者はコーヒーかすを消臭剤や肥料等として利用していますが、その活用は排出量に見合っていないのが実情です。
3. 効率的な物流の可能性: 空き便を活用した動脈物流が温室効果ガスの削減につながる可能性があるにも関わらず、現在は静脈物流の許可を持つ事業者しか収集できません。
4. 温室効果ガスの可視化: コーヒーのバリューチェーン全体でどれだけ温室効果ガスが排出されているかが把握されていないため、環境意識の高い消費行動へと繋がりにくい状況があります。


プロジェクトの具体的な流れ



「Regenerative Coffee モデル In 福岡」は、コーヒーかすを静脈物流だけでなく、動脈物流でも回収し、バイオ炭へ再利用するサイクルを構築します。収集したコーヒーかすは、専用の移動式炭化装置でバイオ炭に加工され、これを土壌改良材として使用します。これにより、環境の改善とともに農地の生産性向上も期待できます。

さらに、Value way株式会社が温室効果ガスの算定と可視化を行い、消費者や事業者に対して行動変容の機会を提供します。これにより、理念を共有する皆さまと共に新たな循環型ビジネスモデルの確立を目指していきます。


環境に優しい選択を



コーヒーかすは全国的に一定量排出されているため、地域に関わらずこのような資源循環を実現できる可能性を秘めています。世界中でコーヒーかすを活用した循環の取り組みが進んでおり、福岡もその一環として積極的な参加を目指します。

この事業を通じて、福岡市の皆様にとってもコーヒーを楽しむ日常が、環境に優しい選択に変わる可能性が広がります。地域の資源を有効活用し、地域課題を解決しながら脱炭素社会の実現を目指すこの取り組みが、どう展開していくのか、今後の進展に注目です。

本プロジェクトは、地域資源の循環促進に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた新しい道を開くことを目指しています。


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