世界的なデザイン賞受賞
空間デザインに革新をもたらすsantas株式会社が、テクノフローワンの本社オフィスリニューアルプロジェクトにおいて、国際的な名誉を誇る「iF Design Award 2026」を受賞しました。この賞は、業界内で非常に権威があり、審査には厳しい基準があります。今回は、その受賞の概要やデザインのポイントに焦点を当てます。
受賞の概要
受賞名は「iF Design Award 2026」で、受賞対象となったのは兵庫県神戸市にあるテクノフローワン本社オフィスです。santasをはじめ、複数のデザインチームが協力して、このプロジェクトに取り組んできました。特に、santas株式会社の代表取締役である宮﨑敦史氏は、受賞について「非常に光栄であり、このプロジェクトには多くの方々の協力がありました」とコメントしています。
デザインに取り入れた革新
プロジェクトの最大の目標は、テクノフローワンの組織変革と成長を促進するための本社オフィスの全面リニューアルでした。新しいデザインは、従業員のインサイトに基づき、集中とリフレッシュのメリハリをつける空間や、コミュニケーションを促進する要素を加味しています。特に目を引くのは、「11のワークデザインアイデア」です。これによって、組織内のサイロ化を防ぎ、イノベーションを生み出すための空間が創出されました。
高評価ポイント
今回は、大きく次の3点が評価されました。
1.
企業のDNAを可視化した展示: 本オフィスでは、通常見えづらい工業技術の数々をアクリルブロックに封入し、100種類の加工サンプルを展示しています。この技術展示があることで、オフィスは単なる作業場ではなく「生きた実験場」としての役割を果たしています。
2.
歴史とウェルビーイングの両立: 従業員の足元に着目したデザインが特徴的です。オフィスワーカーが自然に歩きたくなるような「床のグラフィック」によって、日常の移動が運動やコミュニケーションを促進します。
3.
一貫したプロセスの実現: 計画から実施までのプロセスは、徹底したインサイト調査を基に進められました。これによって、全ての従業員の意見を反映した、統一感のある空間が実現されています。この手法は「ハイブリット・デザインアプローチ」と名づけられています。
今後の展望
受賞は、2025年度グッドデザイン賞及び第59回日本サインデザイン賞(銀賞)に続くもので、santasは今後も空間を通じた本質的な課題解決に挑む考えです。宮﨑氏は「私たちのデザインが高く評価されたことを真摯に受け止め、より良い社会の構築に尽力します」と未来への決意を新たにしています。
santas株式会社の受賞を通じて、神奈川県のデザイン業界が一層注目されています。今後の活動にも、ぜひご期待ください。