岡山大学のオンラインセミナーで学ぶエチオピアの女性たちの移動の人類学

岡山大学文明動態学研究所（RIDC）が、来る2025年1月15日（水）12時から13時にかけて、オンライン形式で第41回RIDCマンスリー研究セミナーを開催します。このセミナーでは、『<移動>の人類学 ―エチオピア人出稼ぎ女性の経験から―』を題材に、准教授の松村圭一郎氏がスピーカーとして登壇します。

松村准教授は1998年からエチオピアの西南部・コーヒー栽培地域の農村においてフィールドワークを行い、2008年以降、村の女性たちが中東やヨーロッパへ家政婦として出稼ぎに出る現象について調査してきました。この研究を通じて、女性たちの移動が村や家族との関係にどのような影響を与えているのか、出稼ぎ先での生活実態について深く掘り下げた報告が行われます。

これらの調査結果は、エチオピアの農村地域だけでなく、国際的な視点からも非常に重要な示唆を与える内容です。移動することで生じる文化や社会の変化、さらにはそれが個人の生活やアイデンティティに与える影響を多角的に考える貴重な機会となります。

一般参加が可能で、参加は無料です。興味がある方は、2025年1月14日（火）12時までに指定のURLからお申し込みいただく必要があります。参加者には、後日Zoomの招待URLが送付されます。

岡山大学のオンラインセミナーに参加することで、エチオピアの女性たちの移動にまつわるリアルな体験を知ることができ、移動と文化の交差点について考える良いきっかけとなるでしょう。ぜひ多くの方の参加をお待ちしております。

【日時】2025年1月15日（水）12:00～13:00
【開催方法】オンライン（Zoom）
【参加費】無料
【お申し込み】2025年1月14日（火）12:00までに、こちらのリンクからお申し込みください。

この機会に、エチオピア出稼ぎ女性に関する深い知識を得て、彼女たちの文化的背景や国際的な移動について視野を広げてみてはいかがでしょうか。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。