旧燈明寺三重塔保存プロジェクト
2025-07-12 07:04:51

重要文化財旧燈明寺三重塔保存プロジェクトが始動!横浜の歴史を未来へつなぐ

旧燈明寺三重塔保存プロジェクトが始動!



神奈川県横浜市にある三溪園は、古き良き日本の文化を体感できる場所です。本牧の丘から横浜の美しい街並みを見守るシンボルとして、旧燈明寺三重塔が存在しています。この重要文化財が、保存プロジェクトによって次世代に継承されることが決まりました。

500年の歴史を抱える旧燈明寺三重塔



旧燈明寺三重塔は、500年以上前の室町時代に建設され、1914年に京都府から移築されて以来、三溪園の象徴的存在として多くの人々に親しまれてきました。時が経つにつれ、数々の風雨に晒され、今まさに保存・再生の必要性が叫ばれています。このプロジェクトは、ただの修繕にとどまらず、歴史的な美意識と技術を尊重し、一つ一つの工程を丁寧に、心を込めて進めていくことを目的としています。

ふるさと納税で支援を



この保存プロジェクトへの寄附は、ふるさと納税サイト「ふるさと生活」から行えます。2023年7月10日から支援を受け付けており、寄附者には様々な返礼品が用意されています。特に注目したいのは、2025年に開催予定の「早朝観蓮会」で実施される「蓮の葉うちわ作り体験講座」です。これは、参加者が本物の蓮の葉を使って、世界に一つだけのうちわを作ることができるアートワークショップです。

早朝観蓮会の魅力



2025年7月19日から8月11日までの間に開催される「早朝観蓮会」は、清らかな蓮の花が揺れる美しい景観を鑑賞する絶好の機会です。特に朝7時から9時頃が見頃であり、この時間帯に合わせて園が特別に早開園します。蓮は泥の中から清らかな花を咲かせることから「徳の高い花」として親しまれており、三溪園の創設者・原三溪が特に愛した花でもあります。早朝の静けさの中で、美しい蓮を楽しみながら歴史的な庭園の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

三溪園について



三溪園は、生糸貿易で成功を収めた実業家・原三溪によって創設され、1906年に一般開放されました。約17.5haの広さを誇る園内には、古建築と自然が調和した美しい風景が広がっています。現在では17棟の古建築のうち、10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定の有形文化財として指定されています。

原三溪の想いは、開園当初から今に至るまで、訪れる人々に美しいものを楽しむことの大切さを伝えています。戦災を経た後、財団法人が設立され、現在までに多くの人々に愛されています。日本庭園の魅力を満喫しつつ、次世代へとつながる歴史ある建物の保存に協力できる絶好のチャンスです。

この保存プロジェクトへの参加を通じて、あなたも三溪園の歴史の一部になりませんか?美しい日本の文化を未来へつなぐために、ぜひお力添えをお願いいたします。


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