岡山大学は、2025年1月9日(木)に特別公開講座として「外国人、女性そして宗教文化:日本の地方農村に嫁いだ英国人女性僧侶の冒険と挑戦」というテーマの講演を開催します。この講座では、吉村・ヴィクトリア氏が講師として登壇し、彼女のユニークな人生経験を基にした視点を講演します。
ヴィクトリア氏は、九州の高千穂町にある歴史ある浄土真宗のお寺に嫁ぎ、約30年間にわたって坊守として活動し続けています。彼女は「まっすぐ正直」と「ユーモア」を大切にしながら、多くの役割を担い、様々な経験を積んできました。
この講演会に参加することで、彼女が持つ様々な肩書き—僧侶、教師、母親、妻、介護者、庭師—の中での彼女の挑戦に触れることができます。また、彼女が体験したテーマや感情を皆さんにシェアすることで、苦難を載する勇気を持つことを願ってのメッセージが聞ける貴重な機会です。
講演は岡山大学津島キャンパスの一般教育棟B棟4階のB41教室で17時30分から19時まで行われ、どなたでも参加することができます。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要ですので、1月8日までにオンラインフォームでご登録ください。
【講師プロフィール】
吉村・ヴィクトリアは1970年に英国で生まれ、サウサンプトン大学で英語文学とジェンダー研究を学びました。その後、JETプログラムに参加後、帰敬を経て浄土真宗の僧侶となり、教育活動や講演を通じて文化間の理解を促進する役割を果たしています。今回の講演は英語で行われますが、日本語での対応も可能ですので、英日両方の学びを得るチャンスです。
この特別講演会を通して、多様な文化に触れてみる素晴らしい機会が広がっています。彼女の力強い物語からインスピレーションを得て、新しい視点を持つきっかけにしてみてはいかがでしょうか。皆さまの参加を心からお待ちしています。