岡山大学の研究視察
2025-11-02 00:19:12

岡山大学が内閣府参事官の視察を受け、最先端の研究を披露

岡山大学が内閣府参事官の視察を受けた日



2025年10月17日、岡山大学(岡山市北区)の高等先鋭研究院に、内閣府の永澤剛参事官が訪れ、同大学の最新の研究施設やプロジェクトを視察しました。この視察では、岡山大学が持つ異分野基礎科学研究所や、その一環である共創イノベーションラボ「KIBINOVE(きびのべ)」が中心に取り上げられました。

クライオ電子顕微鏡とKIBINOVEの紹介



同大学の沈建仁教授、沼本修孝准教授、蔡弼丞助教が、クライオ電子顕微鏡及びクライオトモグラフィの利用方法について詳細に説明しました。これらの機器は、すでに他の研究機関での共同利用が進んでおり、クライオトモグラフィを活用するためのトレーニングも行われています。永澤参事官からの質問には、所持している機器が同じメーカーから購入されたことで、規格が揃えられ、失敗率が低下していることなどが回答されました。

また、クライオトモグラフィの操作の難易度や新たな型の特性についても紹介され、実験時に試料を取り出すことなく進められるため、劣化を防ぐことができる点が強調されました。

J-PEAKSを中心とした研究戦略



視察後は、KIBINOVEのレセプションエリアに移動し、河本雅紀研究・イノベーション共創機構筆頭副機構長から、文部科学省が支援する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を中心とした岡山大学の研究戦略について解説がありました。この取り組みの一環として、大学運営における人事制度改革や研究基盤の構築が行われていることが説明され、参加した研究者や若手事務職員たちは、大学経営の改革について理解を深めました。

岡山大学の未来に向けた挑戦



岡山大学では、J-PEAKSを活用し、2045年までに達成を目指す長期ビジョンの実現に向けて、様々な施策が進められています。今後も地域に根差した特色ある研究を通じて、学生や地域住民と共に未来を切り開いていく姿勢を見せています。これからの岡山大学の研究活動にご期待ください。

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度重なる挑戦を続ける岡山大学の未来の展望が、地域社会や国際社会へどのように貢献するのか、今から楽しみですね。


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