岡山県の人口減少に立ち向かう!岡山大学が勉強会を開催
2025年9月28日、岡山大学が「岡山県の人口減少問題に関する今後の取り組み方について」と題する勉強会を開催しました。このイベントは、岡山大学津島キャンパスの創立五十周年記念館と共創イノベーションラボ(KIBINOVE)で行われ、地域の未来を考える重要な機会となりました。
勉強会の目的
この勉強会の主な目的は、地域の人口減少問題に対する各団体の取り組みを共有し、今後の協力体制を模索することです。岡山県は近年、人口減少が深刻な問題となっており、大学や高等学校からの流出や就職後の転職に伴い、地方への人材還流が課題として浮上しています。このような状況を受け、参加者は具体的な意見交換を行いました。
参加者の声
会議の中では、大学や学校での進学時に地方から都会へと流れる傾向について、「一度都会で就職した人たちに、何らかの理由で岡山に帰りたいと思わせる施策が必要だ」という意見が挙がりました。活発な議論を通じ、参加者各自が抱える課題感と期待が伝わってきました。
特に、意見交換の中では「各団体の取り組みにはアプローチの違いがあるため、今後の施策に活かせる情報交換となったのが収穫」という声もありました。
期待する地域とのつながり
三村由香里理事(企画・評価・総務担当)は、「勉強会を通じて各団体が取り組む人口減少問題に関し、異なる視点からのアプローチができたことは今後にとって良いきっかけになれば」と期待を寄せました。また、岡山大学は地域との連携を重視し、より良い地域作りに貢献することを強調しました。
まとめ
今後も岡山大学はおかやま地域発展協議体を通じて、地域課題の解決に向けて努力を続けます。この勉強会はその第一歩であり、地域の皆さんとともに持続可能な発展を進めていく姿勢を示しました。岡山大学の将来にしっかりと期待を寄せたくなるイベントとなりました。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みに今後も注目が集まります。