INVELが主催した50代女性向けサミットに込められた想い
2022年4月11日、横浜開港記念館にて「人生100年時代」をテーマにしたサミットが開催されました。このイベントは、株式会社INVELが主催し、50代以上の女性たちに元気を与える目的で企画されました。500名を超える参加者が集まり、それぞれが自身の人生について考え、共感し合う貴重な機会となりました。
オープニングメッセージとサミットの目的
サミットは、INVELのCEOであるMs. Carla Tabaの開会挨拶からスタートしました。彼女は、日本が世界中で憧れの国であり、優しさと力強さを兼ね備えた50代以上の女性たちの素晴らしさを称賛しました。彼女のメッセージからは、参加者への愛と励ましが伝わってきます。「あなたたちにはまだたくさんの可能性がある」との言葉に、多くの共感が寄せられました。
ココロをテーマにした第一部のディスカッション
サミットは二部構成で、まずは「ココロ」に焦点を当てたディスカッションが行われました。ファシリテーターの中野裕弓さんが司会を務め、ゲストスピーカーには作詞家の吉元由美さんとシンガーソングライターのイルカさんが参加。
中野さんは、女性同士が競争するのではなく、共感や語り合いを通じてつながっていくことの重要性を話しました。吉元さんは、50代の新たな20年をどう過ごすかが大切であり、女性には命を育む力があると熱く語りました。
イルカさんは、年齢に縛られることが多い日本の文化への疑問を投げかけ、年齢を重ねることで受け入れるべきこともあると自身の考えを示しました。
ココロの在り方についての提案
1.
楽しいことを考える:免疫力アップに繋がる。
2.
笑うことをテーマにする:日々の生活に笑顔を取り入れる。
3.
他者の幸せを祈ること:心の豊かさが育まれる。
4.
自分が幸せであることが大事:その上で他者を幸せにできる。
このように、哲学的な問いまで踏み込んだディスカッションが行われました。
体をテーマにした第二部のディスカッション
運営スタッフも参加した第二部では、産婦人科医の高尾美穂さんを招き、体の健康について語りました。高尾さんは、女性の体における健康問題や加齢に伴う変化について科学的な視点から解説しました。また、身体の構造の違いとホルモンの重要性についても触れ、参加者は非常に興味深く聞き入っていました。
生きる時間を意識したメッセージ
三人のスピーカーが一緒に語った内容は、「私たちは借りた時間を生きている」という深いもの。限られた時間をどう生きるか、自分自身の本質を見つけることが求められるという提案がありました。「自分のトリセツをつくっておく」というアイディアには、参加者からの共感が広がりました。
クロージングスピーチと未来への道
サミットの最後には、再びカルラ・タバが登壇し、女性たちの価値を世界に広めていく必要性について語りました。「愛は受け取ることより、与えることが素晴らしい」というメッセージが会場に響き渡り、大きな拍手が送られました。サミットは500名の参加者で盛り上がり、女性たちの元気な声が印象的でした。
このサミットは、新たな第一歩であり、50代以上の女性がさらに輝く場として認知されていくことを期待しています。