3Dプリンタ基礎講座
2025-11-09 22:15:23

岡山大学が3Dプリンタ基礎コースを開講!新たな技術を学ぼう

岡山大学が3Dプリンタ基礎コースを開講!新たな技術を学び、ものづくりの楽しさを実感する機会



岡山大学の技術統括監理本部に属する総合技術部は、2025年10月に「医工系TCコース」として、その中級カリキュラムである『3Dプリンタ(基礎)』を開講します。このコースは、最新の3Dプリンタ技術についての基礎知識を学びながら、実際のモデリング作業を通じて、実践力を身につけることを目的としています。

講義と実習のハイブリッド形式



本カリキュラムは、対面とオンラインが融合したハイブリッド形式で提供されます。2025年10月6日、7日の両日には、岡山大学津島キャンパスの工作センターで講義が行われ、全国から集まった6名の参加者がこのプログラムを受講しました。3Dプリンタは、近年では製品開発の試作や医療分野での応用が進んでいることから、実務に役立つ知識を習得するにはもってこいの機会です。

講師陣のご紹介



講師陣には岡山大学総合技術部の堀格郎課長、尾崎亮太技術専門職員、藤本幸輝技術主任らが参加し、詳細な解説を行いました。3Dプリンタの仕組みや特徴、そして医療や工業分野での実際の活用事例に関する見識を深めました。

使用したソフトウェアと実習内容



参加者は、モデリングソフトであるTinkercadやAutodesk Fusionを活用して3Dデータを作成し、実際にプリンタでの造形過程を見学しました。使用する材料の違いや印刷可能なサイズ・精度について多くの質問が挙がり、活発なディスカッションが展開されました。受講者の一人は、「このプログラムを通して創造力を広げる素晴らしいツールであることを実感しました。応用編も続けて受講したいと思います」と感想を述べました。

教育と研究の支援



今回の取り組みに関して、総合技術部の本部長である佐藤法仁副理事(副学長)もコメントを寄せています。「3Dプリンタはもはや遠い存在ではなく、進化が速い技術といえます。このスピード感に乗ることは、我々技術者にとって当然のことですが、それには継続的な研鑽が必要です」と述べ、岡山大学として今後の技術者育成に力を入れていく意向を示しました。

地域に根ざし、特色ある教育の実現へ



岡山大学総合技術部では、全学の技術職員との連携を深めながら、さまざまな研修プログラムを通じてそのスキルアップを図り、研究・教育・臨床支援を強化しています。このような努力が、岡山大学が地域の中核となる特色ある研究大学として成長していく一助になることでしょう。

今後も技術職員による新しい挑戦と変革に注目し、地域社会と共に成長していくことを期待しましょう。


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