国際的名ピアニストが贈る特別な一夜
2025年3月17日、待望のピアノデュオリサイタルが横浜みなとみらいホールで開催されます。国際的に名を馳せるピアニスト、ケヴィン・ケナー氏が、教え子である山辺絵理さんと共演を果たす特別な機会です。このリサイタルは、5年ぶりに日本を訪れるケナー氏にとっても特別な意味を持つものであり、どちらの奏者にとっても貴重な瞬間となることでしょう。
師弟の絆が生んだデュオリサイタル
ケヴィン・ケナー氏は1990年のショパン国際ピアノコンクールで最高位を受賞した実力者です。彼が英国王立音楽大学で教授を務めていた頃、日本人学生の山辺絵理さんと出会い、以来、彼女が成長していく過程を見守ってきました。山辺さんも13歳で海外デビュー、14歳には東京でソロリサイタルを成功させています。20年以上の時を経て、彼らが二台のピアノを使ったデュオリサイタルを実現するという形は、まさに師弟の絆が織りなす美しい音楽の瞬間です。
デュオならではの魅力に注目
今回のリサイタルでは、ショパンとブラームスの名曲を中心にしたプログラムが用意されています。二人のピアニストが同じ楽器を使いながら、全く異なる音色で演奏する様子は、ソロ演奏とはまた違った深い魅力を持っています。音楽が生まれる瞬間を、ぜひその目と耳で感じていただきたいと思います。
演奏予定曲目
- - ショパン: 「ドン・ジョバンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 Op.2
- - ショパン: アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
- - ショパン: 舟歌 Op.60(ソロ:ケヴィン・ケナー)
- - ブラームス: 5つのワルツ Op.39
- - ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
- - ショスタコーヴィチ: 2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94 他
日本公演の期待感
ケナー氏は1997年以降、横浜を中心に日本各地での公演を行ってきましたが、近年はその演奏機会が少なくなっていました。今回の公演は、彼を待ち続けたファンにとっても待望の一夜です。また、山辺さんにとっても、自身の成長を示す重要なステージとなることでしょう。多くの音楽ファンにとって、珠玉のひとときを共有する貴重な機会となること間違いありません。
観覧についての詳細情報
- - 日時: 2025年3月17日(月) 18:00開場、18:30開演
- - 場所: 横浜みなとみらいホール小ホール
- - チケット料金: S席 8,000円、A席 6,000円(全席指定)
ぜひ、音楽の深い感動をともに味わいましょう。チケットは各種リンクから購入可能です。