「C×Baroque」シリーズ、最終回に迫るお知らせ
神奈川県民ホールにて開催される「C×Baroque(シー・バイ・バロック)」は、瑞々しいバロック音楽の魅力を探求する大好評のシリーズです。シリーズの最終回である第5回が、横浜みなとみらいホールで行われることが決まりました。音楽ファン必見のこの公演のテーマは、「コンチェルトとソナタ」です。
大塚直哉氏が音楽監督を務め、多彩なゲストと共に、バロック時代の音楽の傑作を体験できる機会となります。バロック音楽の特徴である感情の豊かさとドラマティックな効果をお楽しみいただきましょう。
バロック音楽の魅力
バロック時代は、こうした感情表現が音楽に反映される重要な時代です。
特に、「コンチェルト(協奏曲)」と「ソナタ」のスタイルが確立され、音楽は劇的な対比や新たな感情体験を可能にしました。今回の演奏会では、バロック期の名曲が取り上げられ、音楽好きにはたまらない内容となっています。
例えば、ヴィヴァルディの名曲『四季』は、自然の美しい風景を音楽で描写した作品で、特に春・夏・秋・冬の各季節の情景を見事に表現しています。また、J.S.バッハの『ブランデンブルク協奏曲第5番』では、チェンバロが独奏楽器として大いに活躍し、新たな音楽表現を示しました。これらの作品がどのようにして後の時代の音楽発展に貢献しているかを探ることができる貴重な機会です。
ソナタの魅力とその発展
ソナタは、バロック時代に形を整え、多楽章から成る器楽曲や室内楽曲としてのスタイルを確立しました。チーマやカルダーラ、テレマン、コレッリなどの作曲家たちが創作したソナタは、バロック音楽の流れの中で重要な位置を占めています。特に、J.S.バッハの『ヴァイオリンとチェンバロのソナタ第4番』は、近代音楽の基盤となる重要な作品です。
イベント詳細
- - 公演名: シリーズ「C×Baroque」最終回
- - 開催日時: 2026年3月20日(金・祝)15:00開演
- - 会場: 横浜みなとみらいホール小ホール
みなとみらい駅から徒歩約3分のアクセス便利な立地です。
大塚直哉(チェンバロ、音楽監督)
桐山建志
大西律子(バロックヴァイオリン)
廣海史帆(バロックヴァイオリン、ヴィオラ)
西沢央子(バロックチェロ)
栗田涼子(ヴィオローネ)
戸髙美穂(フラウト・トラヴェルソ)
- G.P.チーマ:ヴィオリーノとヴィオローネのためのソナタ
- A.カルダーラ:弦楽のためのソナタ
- J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのソナタ 第4番
- A.ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲
- J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番
チケット情報
- - 料金: 一般4,000円、24歳以下2,000円(全席指定)
チケットは電話やウェブサイトから購入可能です。早めのご予約をお勧めします!
まとめ
この公演は、150年に渡るバロック音楽の歴史を振り返り、未来へとつなぐ重要なフィナーレとなることでしょう。大塚直哉とスタッフ一同、最高の音楽体験をお届けする準備を進めています。ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております!