富士通ゼネラルが新商号「株式会社ゼネラル」に変更
2026年1月1日より、富士通ゼネラルは商号を「株式会社ゼネラル」に改名します。この新しい名前には、企業の革新と挑戦への意欲が込められています。創業から約90年の歴史を持つ当社は、常に革新的な製品づくりに取り組んでおり、新たなブランドシンボルを通じてその姿勢を強化する狙いがあります。
1946年から使用している「ゼネラル」という名称は、世界中で120以上の国と地域で商標登録され、多くの人々に親しまれてきました。この名称は、当社が今まで積み重ねた「モノづくり」に対する誠実さと、社会から寄せられる信頼の象徴です。
新たなステップ、Creating a Life Conditioner.
新商号への変更は、創業90周年を迎えるにあたり、新たな一歩を踏み出すことを意味します。新スローガンである「Creating a Life Conditioner」という言葉には、地球環境や人々の健康を守るために、更なる技術革新を進めるという企業の熱意が詰まっています。
その一環として、猛暑や寒波といった厳しい気象条件から健康を守り、持続可能で快適な生活を実現するソリューションを提供することを目指しています。特に、株式会社パロマ・リームホールディングスとの連携で、相互補完的なアプローチにより国内外での事業を拡大する計画も進めています。
空調市場での地位向上を目指して
長期的には、世界の空調市場でのポジショニングを強化し、空調技術と給湯技術の融合を進めることで、業界内での競争力を高めていく方針です。このような戦略的な施策を通じて、ゼネラルは未来の生活をより快適にするために不断の努力を続ける所存です。
代表取締役社長の増田幸司氏のコメント
増田氏は、今回の商号変更を機に、新たな時代へ踏み出すことを強調しました。「新たな価値の創出には、確かな視点と技術革新への探求が必要です」と語り、顧客により良い生活を提供するため企業文化を育む重要性を訴えました。また、持続可能な社会の実現に向けて、一層の努力を重ねていく意気込みも示しました。
FUJITSUブランドとの切り替え
今後、FUJITSUブランドの移行が順次行われる予定ですが、具体的なスケジュールについては現在調整中です。これに合わせて、連結子会社の名称も順次「ゼネラル」を付加した商号に変更される予定です。これにより、ブランドの統一性が高まり、より強固な企業イメージが構築されることが期待されています。
まとめ
「株式会社ゼネラル」として新たなスタートを切るこの企業。変革を追求し、未来の暮らしを支えるためにどのような挑戦を行うのか、今後の展開に期待が高まります。これからも私たちの生活に寄与する革新的な製品を世に送り出すことに注目していきたいと思います。