地域に根ざした活動を応援する「市民活動応援プログラム」
生活協同組合パルシステム神奈川は、地元の活力ある地域づくりを支援するため、7月21日(月)から8月22日(金)まで「第26回市民活動応援プログラム」の助成団体を募集中。このプログラムは、市民主体での様々な活動を行っている団体に対し、資金面での支援を提供するものです。
助成の概要
助成を受けられるのは、神奈川県内を中心に活動するボランティアグループ、市民団体、NPO法人など。応募はパルシステム利用者に限らず、幅広く受け付けています。助成金は、1団体につき最大30万円で、総額400万円の助成が予定されています。今年度も前年に引き続き、地域の声を大切にした活動を推進していくため、多くの団体からの応募を期待しています。
選考は利用者や有識者からなる委員会により行われ、支援が決定となった団体は、「賛助金」の制度を通じて直接カンパを受け取ることも可能です。このシステムにより、地域住民が自分たちの応援の気持ちを具体的な形で表現することができるため、地域との結びつきがより強化されます。
地域が抱える課題への対応
近年、物価の高騰や経済格差の拡大、若者の貧困、高齢者の孤立化など、地域社会が抱える課題は深刻化しています。こうした中で、地域に密着した団体が持続的に活動を続け、そのニーズに応えていくための支援が求められています。このプログラムは、そうした社会課題の解決に向けた重要な一助となることを目指しています。
応募要項の詳細
以下に、応募対象となる団体の条件をまとめます。
- - 神奈県内を拠点とし、活動を行っているボランティアグループや市民団体、NPO法人など。
- - 震災支援活動など、継続的な活動を行っている団体も対象。
- - 個人の活動ではなく、3名以上が運営に関与していること。
- - 組合の会員でなくても、応募は可能。
申込みは公式サイトを通じて受け付けており、期間は2025年7月21日から8月22日までとなっています。助成対象となる活動期間は2026年1月1日から12月31日となります。
地域の未来を支えるプログラム
生活協同組合パルシステム神奈川は、2000年からこのプログラムを実施し、これまでに478団体に対して約1億円の資金を助成してきました。地域の活性化、生活の質向上に向けたこの取り組みは、今後も続けていく予定です。2030年に向けたビジョン「だれもが認めあい、ともにいきる街づくり」を実現するため、地域社会への貢献に努めていきます。
新たな活動の芽を育てるために、ぜひこの機会を逃さず、積極的にご応募ください。地域に根差した団体が、より良い未来を創造するための第一歩を踏み出すことを期待しています。詳細な応募要項については、公式ウェブサイトでご確認ください。