新刊発売と共に聞こえてきた新たな声
2025年10月29日、YAコミックス『ペンと手錠と事実婚』の第6巻がついにリリースされました。この作品は、原作を椹木伸一、作画をガス山タンクが手掛けた青年漫画で、毎月第2・第4金曜日に発行されている「ヤングアニマル」にて大好評連載中です。
新刊では、花火祭りを舞台に刑事の切鮫鋭二と聡明な女子高生梔子鶫が繰り広げる推理バトルが展開されています。切鮫は事件を追う中で、無口な彼女と出会い、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、その推理力に助けられる姿が描かれています。
物語の魅力とキャラクター
あらすじ: 切鮫は、声を出さない謎めいた女子高生、梔子鶫に出会います。彼女は殺人事件を解決するため、自らのスケッチブックを使い、ド下手な絵で真実を暴いていきます。危険な状況に包まれる中、切鮫は鶫を救い、犯人を逮捕しますが、思わぬ方向に話が進んでしまいます。切鮫は中年刑事でありながら、若い鶫からの求婚によって物語は急展開するのです。
この巻では、切鮫と鶫の年の差を逆手に取ったユニークな展開や、彼らの関係性がどのように変化するのかが大きな見どころです。2人のやりとりには笑いと驚きが散りばめられ、物語は一層面白さを増しています。
神奈川県警とのコラボポスター
さらに、本作は神奈川県警察とのコラボレーションも実現。全国で問題となっている警察の詐欺被害に対する注意喚起として、特製ポスターが神奈川県内のJR横浜駅、関内駅、桜木町駅に掲出されます。掲出期間は2025年11月3日から11月9日までです。観光や出勤の際にお立ち寄りの方は、ぜひご覧になってください。
コラボポスターには、切鮫と鶫が描かれており、彼らの真剣な表情が詐欺問題の重要性を訴えています。作品の正義感にあふれるキャラクターたちが、現実の問題に対する啓発を行う試みは、読者にとっても大変意義深いものです。
作品の情報
『ペンと手錠と事実婚』第6巻の定価は759円(本体690円+税10%)で、サスペンスとコメディを融合させたストーリーが期待されます。切鮫と鶫の成長がどのように描かれていくのか、次の展開が待ち遠しいところです。
新しい巻を手に取りつつ、神奈川県警との連携に目を向けることで、作品を通じて社会問題にも触れることができ、観る側に新たな視点を与えてくれます。「ペンと手錠と事実婚」が展開する深い物語を楽しみながら、この機会に警察詐欺の問題にも関心を寄せてみてはいかがでしょうか。
作品の試し読みはこちら
切鮫鋭二と梔子鶫の活躍を、ぜひ紙面やポスターで感じてください!