短冊に込められた想いと地域のつながり
海老名の街で開催された、地域住民の願いが詰まった短冊を奉納するイベントが、多くの参加者の心をつないでいます。2025年7月18日から8月29日まで、海老名マルイで行われた「夜空にとどけ、私の願いごと」は、地域の一体感を感じさせる素晴らしい取り組みでした。参加者たちは、合計で5,940枚の短冊に、各々の願いや理想を表現し、その想いは海老名の総鎮守である「有鹿神社」へと届けられました。
参加者の想いが集まった期間
このイベントは、たくさんの人々に愛され、非常に多くの短冊が集まりました。特に地元の企業である東湘印版株式会社が提供した環境に優しい「出番待ちペーパー」を使用した短冊は、持続可能な社会を意識した素晴らしい選択肢です。こうした配慮のもとに集まった短冊には、多様な願いがあります。
短冊は、「五徳」を体現する5色から選ばれ、それぞれの色には特別な意味が込められています。
- - 青(仁=思いやり・人とのつながり):1656枚(約28%)
- - 白(義=正しさ・責任感):1234枚(約21%)
- - 紫(智=知恵・学び):1184枚(約20%)
- - 黄(信=誠実・信じる心):1196枚(約20%)
- - 赤(礼=感謝・節度):670枚(約11%)
特に「青=思いやり、人とのつながり」を選んだ参加者が多く、家族や友人、地域の人々への思いを願いに込めていました。「家族の健康を願う」「子供たちが成長しますように」といった暖かい願いがあふれ、その想いは地域の絆を強めている証です。
有鹿神社への奉納
2025年9月8日、この集まった願いは「有鹿神社」に奉納されました。有鹿神社は古くから地域を見守る神社で、その存在は地域住民にとって心の拠り所となっています。奉納された短冊は、神職によるご祈祷のもと、参加者たちの願いとともに未来へと伝わりました。
地元企業との連携が生んだサステナブルな取り組み
今回のイベントは、海老名マルイが地域の人々とのつながりを大切にしながら、持続可能な方法で企画したものです。使用した短冊は「出番待ちペーパー」であり、環境への配慮が感じられる選択です。これにより、廃棄物を減らすだけではなく、地域の企業とのコラボレーションも実現しました。
NEXTUP
今後も海老名マルイは、地域の人々のために役立つ活動を続けていく計画です。「私の願いごと」のイベントが評価され、今後もさらなる取り組みが期待されます。地域のつながりや環境への配慮をもったイベントを通じて、より良い未来を一緒に作っていくことが、海老名に住む私たちの約束です。
このような素晴らしい取り組みを通じて、地域の絆が深まることを願ってやみません。