医工講究開催
2025-10-27 00:27:28

岡山大学が技術職員の高度化を目指す医工講究を開催しました

岡山大学における医工講究の成果と展望



2025年10月27日、岡山大学(岡山市北区)は医工系コースの上級カリキュラムである「医工講究(第1回)」を鹿田キャンパスにて開催しました。この講義は、技術職員の高度なスキルと知識を向上させることを狙いとしており、参加者には対面とオンラインのハイブリッド形式での受講が提供されました。

開催の背景と目的



岡山大学の総合技術部は、文部科学省が発表した「今後の科学技術人材政策の方向性」に応じて、技術職員のさらなる専門性を求められています。佐藤法仁副理事・副学長は開会の挨拶において、「技術職員が研究者と共にキャリアを積み、さらなる高度化を目指すことが重要」と語り、今後の取り組みに対して強い意欲を示しました。

実施内容と参加者の反応



続いて、植木英雄技術専門職員が「安定発現細胞株の作製」と題し、細胞株の発現系や作成手順、原理についてわかりやすく説明しました。その後の質疑応答では、塚野萌美技術主任をはじめとした多くの参加者が活発に質問し、様々な視点からの意見交換が行われました。このやり取りは、参加者たちにとって非常に有意義な時間となったようです。

医工講究は、業務や研究支援を通じて技術職員同士の知識やスキルを共有することを目的としています。そして、TC(テクニカルコンダクター)の称号取得のために必須となる「TC論文」のテーマにするための貴重な機会ともなっています。

今後の方向性



岡山大学総合技術部は、技術職員の連携を深めつつ、多様な研修プログラムによってスキルの向上を図っていく意向です。地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしつつ、文部科学省の推進する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を通じて、新たな価値の創出にも取り組んでいきます。

これからも、岡山大学は地域と地球の未来を見据えた研究大学としての挑戦を続けるとともに、それを支える技術職員の活動に期待が寄せられています。引き続き、地域社会への貢献を果たしながら、科学技術の進展を支える重要な役割を担うことでしょう。

特に、技術職員の育成は、科学技術の発展に不可欠であり、彼らの活動が岡山大学の研究・教育・臨床活動を支える基盤となっています。参加者たちが盾を持って挑む姿勢を見たことで、今後の開発やイノベーションに向けた期待が一層高まったのは間違いありません。

まとめ



岡山大学の医工講究は、技術職員の専門性向上とコミュニティづくりに貢献する重要な機会です。これからも、岡山大学は地域中核となり、各種施策を通じて技術職員の「高度専門人材」としての育成を目指していくことでしょう。


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