多感覚絵本登場
2025-11-10 08:53:26

岩田よしき推薦!触覚と視覚が育む多感覚絵本が登場

医療と教育が融合した新しい絵本



言語聴覚士の岩田よしきが推薦する乳幼児向け絵本、『きらきら ぷくぷく』と『ぴかぴか もこもこ』が、2025年11月10日に発売。これらの絵本は、子どもたちの言葉の発達を促進するために、視覚、触覚、聴覚の多感覚刺激を取り入れた作品です。著者である原ペコリ氏は、ヒット作『スライムぴぴぴ』で知られる人気作家。今作も彼女の独自の視点が光っています。

多感覚の世界で赤ちゃんの興味を引く



『きらきら ぷくぷく』は、キラキラ輝く魚や折り紙を通じて子どもたちの視覚的な興味を引き出し、「ぷくぷく」「きらきら」といったオノマトペが自然に声を引き出す仕掛けがされています。また、『ぴかぴか もこもこ』では、ライオンのたてがみやかたつむりの特徴を使った金色の凹凸が触覚を刺激し、指でなぞりながら音の真似を楽しむことができます。このように、触れることで得られる感触と音の結びつきが、子どもたちの創造力を育むのに一役買っています。

言葉が育つ環境づくり



岩田よしきは、「言葉の発達は『見る』『聞く』『まねする』の積み重ねが大切」と語り、この絵本がそれを自然に促進する構造になっていると言います。具体的には、動き(光る模様)→ 音(オノマトペ)→ まねる(声・指の動き)の順に、子どもが自発的に参加できる流れが形成されているのです。たとえば『ぴかぴか もこもこ』では、動物の特徴を触りながら行うことで、発語の初期段階に必要な「短く区切る音」や「息をながく使った声」を自然と引き出します。

さまざまな場面での活用方法



この絵本は家庭だけでなく、保育園や幼稚園、療育現場などでも活用できます。親子の読み聞かせを通じて、日常的なコミュニケーションを楽しんだり、保育士が読み聞かせを行うことで、感覚遊びとしても利用可能です。特に言葉の発達に困難がある子どもたちに対して、言語聴覚士が個別指導として使用する際には、触覚刺激と音の模倣を組み合わせた訓練の教材としても活用できるでしょう。

書籍情報と岩田の想い



『きらきら ぷくぷく』と『ぴかぴか もこもこ』は、どちらも原ペコリの手による美しいイラストが特長です。サイズはB6変型判で、全24ページが収められています。表紙はふわふわとしたウレタン素材を使い、赤ちゃんが触れたくなる感触を実現しています。価格は各1,320円(税込)で、永岡書店が発行します。発行元とのコラボレーションにより、赤ちゃんのための最高の絵本が誕生したことを喜んでいる岩田は、「この絵本を通じて、言葉の楽しさを感じてほしい」と願っています。

結びに



赤ちゃんの言葉の芽生えを育むために作られた『きらきら ぷくぷく』と『ぴかぴか もこもこ』は、親子の絆を深める素晴らしいツールとなります。この絵本が、多くの家庭で笑顔を生み出すきっかけになることを心から期待しています。


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