日本通運がProPlusリース契約管理モジュールを導入
株式会社プロシップは、2023年10月に日本通運株式会社に「ProPlusリース契約管理モジュール」の導入を発表しました。この取り組みは、国際財務報告基準(IFRS)への適応を見据えたものであり、契約管理の効率化を実現するための重要なステップとなります。
導入の背景と目的
日本通運では、2022年度からIFRSを導入しており、借手リース管理を進めてきました。しかし、2028年には新しいリース会計基準が強制適用されることで、さらなるシステムの見直しが求められていました。そのため、リース契約管理についての課題を明確にし、信頼できるシステムの選定が急務とされていました。
具体的な課題としては、日本基準とIFRSの異なるリース管理プロセスが共存していたこと、データ管理の精度が管理会計の枠組みと合致していなかったことなどが挙げられます。これらの課題解決に向けて、ProPlusの導入が決定されました。
ProPlus選定の理由
日本通運が「ProPlusリース契約管理モジュール」を採用した理由は主に次の4つです:
1.
信頼性: 既に固定資産管理においてProPlusを利用しており、信頼性が高いこと。
2.
豊富な実績: 100社以上のIFRS対応実績があり、専門知識を持つ導入経験が豊富です。
3.
帳簿単位での管理能力: 日本基準とIFRS基準の同時管理が可能であることが評価されました。
4.
柔軟な機能: 管理項目が多彩で、日本通運の求める精度でのリース契約管理ができる点が魅力です。
導入後の効果と展望
ProPlusの本番稼働は2025年8月を予定しており、期待される成果は契約管理の高度化と業務効率化です。今後は、日本会計基準への対応も進める予定です。
プロシップは、固定資産・リース資産管理の専門ベンダーとしての豊富な導入実績を活かし、日本通運が新リース会計基準に円滑に適応できるよう持続的な支援を行っていく考えです。これにより、業務の効率化と精度の向上に寄与することが目指されています。
卓越した監査対応能力
新リース会計基準は、IFRS16号(リース)と同様の内容で、プロシップは2008年からの現行リース税制への対応実績があり、IFRS16号でも100社を超えるプロジェクト実績があります。これにより、企業の業務負荷を軽減し、スムーズな制度対応を支援しています。
セミナーの開催について
新リース会計基準に関しては、関連するセミナーも多く実施されています。税制改正セミナーやリース会計基準の理解を深めるためのさまざまなテーマで提供されていますので、興味のある方はぜひ参加をご検討ください。
新リース会計影響額試算ソリューション
新しいリース会計基準への適用に向けて、影響額を試算するための専用ソリューションもSaaS形式で提供しており、高精度の試算が可能です。これによって、新しい基準の適用準備をよりスムーズに進めることが可能になります。
ProPlus+の紹介
「ProPlus+」はIFRS16号に基づく知見をもとに新リース会計基準への全面的支援を提供するソリューションです。これにより、制度対応に向けた効率的な準備が可能となります。
株式会社プロシップについて
プロシップは1980年から固定資産分野に特化したシステムベンダーであり、40年以上の経験を有します。5000社以上の導入実績を誇り、レガシーシステムの刷新とともに、未来志向の管理体制を構築しています。特に、グローバルなニーズに応えられる機能を備えたProPlusは、市場での信頼を獲得しています。
詳しくは
プロシップの公式サイトをご覧ください。