子どもオペラの魅力
2025-07-10 17:17:19

2025年8月にKAAT神奈川で上演予定の子どもオペラの魅力を探る

壮大な子どもオペラプロジェクトが始まる



2025年の夏、神奈川県・横浜市に位置するKAAT神奈川芸術劇場で、特別な国際共同制作の子どもオペラが上演されます。このプロジェクトは、イタリア・ミラノのブレラ美術館と日本の子どもたちが協力する形で創られ、共に新たな作品を紡いでいくという意義ある取り組みです。

子どもたちの力を培う


現代社会では、教育において知識を詰め込むことや正解を探すことが重視される傾向が強まっています。しかし、このような環境では子どもたちがじっくりと自分で考え、選び、表現する力を育むことが難しくなってしまいます。本公演では、子どもたちに主体的に学び、表現する体験を提供することを目的としており、「正解のない世界での考え方」や、「思いを伝える力」の大切さを探る機会を提供します。

作品の内容


メイン作品となる『エマと青いバク』は、日本滞在中に夢を食べるバクと出会った元ブレラ美術館館長のジェームズ・M・ブラッドバーンが手がけた物語です。この作品は、ニューヨークのリンカーンセンターで数多くの子ども向け音楽プロジェクトを行ってきた作曲家ブルース・アドルフが音楽を担当し、ミラノを拠点に活動する日本人演出家・井田邦明が演出を手掛けます。舞台では、日本人キャストが登場し、神奈川の子どもたちと共に作品の創作に参加することで、一緒に作品をつくる喜びを共有します。

冒険の物語『ペレグリン』


同時に上映されるのは、イタリアで制作された人形劇オペラ『ペレグリンと大きな魚』です。この物語の主人公である少年ペレグリンが不思議な島で出会う冒険の旅を通じて、子どもたちに「変わる勇気」と「選ぶ力」の重要性をしっかりと伝えてくれます。彼の冒険は、実際の人生でも適用できるメッセージを内包しており、参加者に深い感動を与えるでしょう。

子どもたちへの特別な学び


本プロジェクトは、ただ芸術に触れるだけでなく、「作ること」「考えること」「自分の声を持つこと」の意味を深く体感できる貴重な機会となります。子どもたちが自らの表現力を最大限に引き出し、創造する楽しさや役割を再認識する場を提供することで、彼らの未来にさらなる希望をもたらすことができるでしょう。

クラウドファンディングへの参加を


この特別なオペラプロジェクトは現在クラウドファンディングを実施しており、あなたのご協力をお願い致します。子どもたちの成長に寄与するこのプロジェクトの成功のために、ぜひご参加ください。

【主催】こどもとおとなのオペラプロジェクト2025実行委員会
【制作】株式会社Kazan office


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: KAAT神奈川 子どもオペラ 芸術教育

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。