真夏の新スタイル！横須賀のARスカジャンが夏を盛り上げる

近年、ファッションとデジタルテクノロジーの融合が進んでいます。その中で特に注目されているのが、AR（拡張現実）を駆使した着用体験です。株式会社harmonyが展開する「ARスカジャン」は、その代表的な例であり、神奈川県横須賀市と協力して展開される新たなファッションコーディネートの提案です。

新色6色の追加

2025年8月4日、ARスカジャンの第二弾として新色が6色、合計12色のカラーバリエーションを加え、ARデジタルファッションアプリ「flah（フラー）」で楽しめるようになりました。アプリを通して、ユーザーは好みのスカジャンを選び、バーチャルで試着できるだけでなく、実際に友人と会った際にそのスタイルを披露することも可能です。これにより、季節を気にせず、自分のお気に入りのスタイルを楽しむことができるのです。

撮影の舞台裏

新たなビジュアルを作り上げるため、横須賀市観光課と共同で撮影が行われました。場所は、三笠公園やドブ板通りなど、横須賀の魅力が散りばめられたロケーションです。この撮影では、ARスカジャンを身に纏うシーンをリアルに表現することを目指しました。特に、実物のスカジャンを用いることで、デジタルとリアルが融合したビジュアルが完成しました。真夏の暑さの中でも、ARならではのスタイリングが可能であることをユーザーに伝える内容となっています。

デジタルファッションの魅力

ARスカジャンは、ただのファッションアイテムではなく、地域文化を楽しむ手段でもあります。横須賀市の観光振興を促す一環として、このデジタルファッションは新たな体験を提供します。実際に、第一弾のリリース後、メディアに取り上げられるなど、非常に高い関心を呼びました。これを受けて、第二弾ではさらに多様なデザインが追加され、多くのユーザーが自分自身のスタイルを見つけられるかもしれません。

今後の展望

株式会社harmonyの代表、原島篤史社長は、今回の取り組みを未来のファッション体験の一歩だと位置付けています。ARスカジャンのシリーズは、今後も展開予定で、最終章となる第三弾で全18色のリリースを予定しています。これにより、ユーザーは自分の好みに従い、より自由にコーディネートを楽しめることになるのです。

ARアプリ「flah」について

デジタルファッションアプリ「flah」は、友達とのつながりを深めるための新たな手段として機能します。アイテムを選び、実際の友人にカメラをかざすことで、デジタルファッションで装った自分の姿を友人に見せることができます。逆に、自分がカメラをかざすことで、友人のデジタルスタイルを見ることができる、まさに新世代のソーシャル体験です。

横須賀でのメタバース体験

さらに、横須賀市ではメタバースを活用した都市魅力の発信プロジェクトも進行しています。VRプラットフォーム「VRChat」で運営されるワールドは、累計20万人の訪問者を達成。その中で、ARスカジャンの3Dデータも無償提供されており、地域の愛着をさらに深める要因となっています。これにより、横須賀の魅力を広め、新しい形の観光やファッション体験を提供しています。