河野の職場見学会
2025-07-14 14:49:37

高校生向けの夏休み職場見学会を初開催する河野について

河野の夏休み職場見学会



広島県の地元企業、株式会社河野は、2025年8月22日(金)に夏休みの高校生を対象にした職場見学会を初めて開催します。創業63年の長い歴史を持つこの企業が、なぜ今このような試みを行うのか、その背景には現代の物流業界が直面している深刻な課題があります。

物流業界の課題と若年層の流出



現在、物流業界は2024年問題を迎え、ドライバー不足や高齢化が進行とともに人材確保が難しくなっています。一方で、広島県は若年層の県外流出率が高く、特にその数が全国で最も多くなっています。これにより地域企業として、地元の若者を育成し確保する必要性が急務となっています。

河野は、ラオス人実習生の雇用など、多様な人材を受け入れる施策を行ってきました。しかし、今後は地元若者との接点をより強化し、彼らに『物流』という職業の価値を伝えていくことが重要だと考えています。

見学会の内容



今回の職場見学会では、実際の配送車両や冷蔵倉庫を見学する機会があり、参加者は食品物流の仕事の本質を直接体感することができます。具体的な内容は以下の通りです。

  • - 会社概要と物流業界の紹介: 参加者は河野の取り組みや物流業界全体の役割について学びます。
  • - 冷凍・冷蔵トラックおよび倉庫の見学: 物流の現場を見たい方には特に興味深い内容になるでしょう。
  • - 流通プロセスの解説: コンビニや地元スーパーへの流通方法を詳しく理解します。
  • - お弁当の試食体験: 実際に配送されたお弁当を試食し、食品物流のリアルな一面を体感します。
  • - ディスカッションタイム: 参加者同士の感想を共有する時間を設け、物流の価値について考える機会を提供します。

代表取締役・河野幹章の想い



河野幹章代表は、物流業界が地域社会にとって非常に重要な役割を担っていることに強い自負を持っています。「私たちが運んでいるのは食品であり、日常生活に欠かせない存在です。その『当たり前』を支えているということが、私たちの誇りです」と言います。彼は、参加者が見学会を通じて物流の魅力を感じてもらい、「誰かの役に立つ仕事」という価値観を共有してくれることを希望しています。

参加方法



見学会は広島県廿日市市の河野広島西営業所で開催され、参加対象は広島県内の高校1〜3年生です。参加は無料で、事前申し込みが必要です。申し込みは2025年8月15日(金)17時まで受け付けています。

この試みを通じて、高校生たちが物流業界に興味を持ち、『物流をかっこいい仕事』という新たな価値観を築く一助となることを期待しています。

詳細は株式会社河野の公式ウェブサイトをご覧ください。


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