BYDが提唱する「#たすけてブーブー」プロジェクト
BYD Auto Japan株式会社(神奈川県横浜市)は、2050年6月から開始された「#たすけてブーブー」プロジェクトに賛同し、全国の正規ディーラーと連携して子供の車中置き去り防止に向けた活動を行っています。自動車メーカーとして、BYDは車内に取り残された子供やペットを守るために必要な安全機能と啓発活動を推進しています。
このプロジェクトの一環として、BYDは特製の絵本『ぶたすけのラッパ』を用意し、親子で楽しく学べる場を提供します。この絵本は、人気作家・柴田ケイコ氏によって描かれたもので、子供が車内で困ったときに自分の力で助けを求める必要性をストーリーを通じて理解することができます。また、ユーザーが積極的に参加できるよう、クラクション操作やその重要性を寓話の中で教えています。
幼児置き去り検知システム(CPD)とは
BYDの全車には、幼児置き去り検知システム(CPD)が標準装備されています。このシステムは、車内に子供やペットを取り残した場合、自動的に異常を感知し、オーナーや周囲の人々に警告を発信します。
たとえば、BYD DOLPHINでは、ドアを閉めて電源をオフにすると、90秒後にシステムが起動し、車内の状況を監視します。子供やペットが車内にいる場合、オーナーのスマートフォンに通知が届き、警告音とともにハザードランプが点滅します。この安全機能は、車内の温度を管理する機能も備えており、異常が続くと自動的にエアコンを作動させ、快適な環境を保つように設計されています。
社会貢献としての一歩
BYDは自動車産業の一員として、社会貢献にも力を入れています。2015年から日本で展開されている電気バスは、排ガスを出さず、地域のクリーンな公共交通の実現に寄与しています。また、BYDのすべての乗用車は、厳しい欧州安全基準であるEuro NCAP 5つ星を取得し、安全性が高く評価されています。これらの活動は「#たすけてブーブー」プロジェクトとも関連し、企業としての責任を果たす一環でもあるのです。
こどもたちを守るために
近年、車内に取り残されたこどもに関する事故が増加傾向です。JAFによる調査では、過去に「こどもを車内に残したことがある」と回答した割合は54.9%に達し、多くの人々が潜在的なリスクを認識していないことが浮き彫りになりました。BYDは、この現状を変えるべく、教育と啓発を通じて「こどもの車中置き去り」を防ぐ啓発活動を行っています。
BYDのプロジェクトは、単なる安全機能にとどまらず、人々の意識を変え、事故を未然に防ぐための重要なステップです。今後も「#たすけてブーブー」プロジェクトを通じて、より安全な社会への実現を目指していくことでしょう。
おわりに
最後に、絵本『ぶたすけのラッパ』はすでに注目を集めており、多くの家庭で子供たちに安全について楽しく学ぶ機会を提供しています。親子で一緒に読んで、安全意識を高めることが必要です。BYDは今後も、革新的な技術と着実な社会貢献活動を進めていきます。
【お問い合わせ】
「たすけてブーブー」プロジェクト事務局
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