岡山大学、国際教育会議APAIE2025に参加
岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年3月にインド・デリーで開催される#「APAIE(Asia-Pacific Association for International Education)2025」に参加しました。この会議には55カ国から2,200名を超える高等教育関係者が集まり、国際教育の発展や大学の国際化をテーマにした議論が交わされました。
岡山大学の参加者と目的
本学からは、グローバル人材育成院の稲森岳央准教授と、学務部国際教育推進課の後谷和美主任専門職員が参加し、他大学との連携強化や学生交流の促進に向けた具体的な議論を展開しました。特に、APAI2025開催にあたり高まる国際教育の必要性に応えるため、本学の取り組みを紹介しました。
「Study in Japan」ブースでの発信
岡山大学は、「Study in Japan」ブースに出展し、本学の魅力を積極的に発信しました。新たな提携校候補との協議も行い、これからのグローバルな役割を果たすための可能性を探りました。インド国内には1,000以上の大学があり、多くの教育機関からミーティングの提案が寄せられました。その中で、岡山大学とインドの大学間で実現可能な国際交流や研究活動について協議しました。
交流会での交流を深める
また、会期中には日本関係者向けのレセプションや交流会が開かれ、岡山大学も協定校であるベルギーのゲント大学からの招待を受けて、Didier Vanderhasselt駐インドベルギー大使が主催するレセプションにも参加しました。ここでは各国の高等教育関係者と交流を深め、国際的なネットワークを拡大しました。
英語授業の推進
現在世界の大学では「EMI(English Medium Instruction)」、すなわち英語による授業の導入が急速に進んでいます。岡山大学では、国際的な潮流に対応するため、英語による授業の充実を図り、夏季・春季の語学研修や海外プログラムを積極的に推進しています。
今後の展望
岡山大学は、国際化の進展と共に、より充実した学びの環境を提供することに邁進していきます。地域に根ざした中核研究大学として、自らの特色を活かしつつ、世界との連携を深め、特にSDGs(持続可能な開発目標)の実現に貢献していく所存です。
今後も岡山大学の取組にご期待ください。