岡山大に新装置導入
2025-11-17 00:17:22

岡山大学に西日本初のクライオトモグラフィー装置「Arctis」が導入!

岡山大学にクライオトモグラフィー装置「Arctis」が登場!



岡山大学は、2025年11月1日よりクライオトモグラフィー用の新型装置「Arctis」の共用を開始します。この装置は、西日本では初めての導入であり、国内でも2台目の稼働となります。この新しい設備は、異分野基礎科学研究所に設置され、研究者たちが最新の技術を活用できる環境が整います。

クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」の特徴



「Arctis」は、試料をホルダーの交換なしに、直接クライオ電子顕微鏡に装着できる点が大きな特徴です。この機能により、細胞のように厚い試料でも、生き生きとした状態で観察・解析することができるようになります。具体的には、クライオ電子線トモグラフィー法を用い、試料をそのままの姿で観察することが可能です。これにより、研究者は細胞内のタンパク質などの構造を、よりリアルに理解する手助けが得られます。

教育と研究の未来を切り開く



近年、クライオトモグラフィー技術は著しい進化を遂げており、多くの研究分野において革新的な成果をもたらしています。この新しい装置の導入は、岡山大学が地域における研究拠点としての役割を果たすだけでなく、国内外の研究者との協力を深め、学際的な研究の発展へとつながることが期待されています。実際、「Arctis」は、岡山大学内外の多くの研究者と共同利用することができ、研究の新しい可能性を提供します。

利用方法と予約



「Arctis」を利用したい場合は、岡山大学の研究設備・機器の予約管理システム「コアファシリティーポータル」を通じて予約が可能です。「クライオプラズマFIB」を検索し、詳細情報を確認することができます。利用を希望される研究者はぜひご活用いただければと思います。

結論:国際的な研究の場としての岡山大学



岡山大学は、今後も地域に根ざした特色ある研究を強化し、国際的に通用する先進的な研究環境の整備を進めていきます。「Arctis」の導入は、その一環として位置付けられており、岡山大学が地域社会や国際社会において、さらなる貢献を果たすことに繋がるでしょう。研究者だけでなく、地域住民も巻き込んだ様々な活動が期待される中で、岡山大学が持つポテンシャルを最大限に活かした活動が今後ますます求められます。


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