三溪園の保存プロジェクト
2025-10-07 12:11:56

横浜・三溪園で旧燈明寺三重塔を守る保存プロジェクト始動

横浜・三溪園で旧燈明寺三重塔を守る保存プロジェクト始動



横浜市内に位置する美しい日本庭園、三溪園のシンボルである「旧燈明寺三重塔」の保存プロジェクトが、いよいよスタートします。このプロジェクトは、文化財を次世代へと受け継ぐべく、地域の皆様のご支援を必要とする重要な取り組みです。2023年10月3日より、クラウドファンディング型のふるさと納税が始まります。

三溪園の魅力と歴史


三溪園は、1906年に実業家・原三溪によって造成されました。近代の横浜の発展と共に育まれてきたこの庭園は、四季折々の美しい風景を楽しめるだけでなく、多くの歴史的建造物が点在する貴重な観光資源でもあります。園内には、京都や鎌倉から移築された建物があり、その景観は自然と調和し、訪れる人々に安らぎをもたらします。

旧燈明寺三重塔の保存プロジェクトとは


日本の文化財である旧燈明寺三重塔は、1457年に建立されたもので、関東地方で最も古い重要文化財の塔です。室町時代の技術や美意識を今に伝える貴重な建物であり、長い歴史の中で多くの人々に親しまれてきました。しかし、年月を重ねるにつれて劣化が進み、保存修理が急務となっています。

このプロジェクトでは、今後5年間にわたり、細部まで修復作業を行う予定です。屋根や基盤に損傷が見つかっており、専門家による構造調査を行いながら、確実に次世代へと継承していく方針です。プロジェクトを通じて、令和6年から令和11年までの間に、旧燈明寺三重塔を含む各建物の修繕工事が進行する予定です。

クラウドファンディングの意義


このプロジェクトの特徴は、地域の皆様の温かいご支援を集めるクラウドファンディングにあります。寄附された資金は、三重塔の耐震診断や修繕工事に使われ、文化財を守る大きな力となります。また、寄附者には三溪園での文化体験や限定グッズなど多様な返礼品が用意されています。

クラウドファンディングは、ふるさとチョイスを通じて行われており、税優遇措置を受けられるため、寄附のハードルも低くなっています。今ご支援いただくことで、三溪園の未来への思いをより多くの方に届けられることでしょう。

保存への期待と次世代へ継承する想い


保存プロジェクトは、単なる修繕にとどまらず、歴史の鼓動を生かし、次世代へと継承する大切な物語です。プロジェクトチームは、室町時代の美の精神に敬意を払いながら、一つひとつの工程を丁寧に進めていきます。この取り組みに応援をいただけることで、三溪園の歴史を共に守ることができるのです。

未来へ向けた取り組み


三溪園は、これからも地域の文化や歴史を保存しながら、さまざまな文化活動の場としても活用されることを目指しています。美しさを持ち続ける三溪園が、次世代の人々にも心のよりどころとなるように、皆様の力を貸していただきたいと思います。

関心を持たれた方は、ぜひふるさとチョイスでの寄附をご検討ください。このプロジェクトが成功し、文化財としての旧燈明寺三重塔が未来永劫にわたって守られることを皆様と共に願っています。

詳しい情報は、こちらからご覧いただけます。お問合せは、横浜市にぎわいスポーツ文化局観光MICE振興課までお寄せください。045-671-3546


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