岡山大学がプロジェクトマネジメント研修を開催
岡山大学(所在地:岡山市北区)は、2025年10月19日、津島キャンパスにて「プロジェクトマネジメント基礎研修」を本格的に開始しました。この研修は、全学を挙げて行われ、大学経営を担う人材の育成を目的としています。最新のプロジェクトマネジメント手法を学ぶために、各部局から副部局長や技術職員、事務職員が参加しました。
プロジェクトマネジメント研修の概要
この基礎研修は、世界最大のプロジェクトマネジメント協会であるPMI(Project Management Institute)の日本支部と連携して進められています。参加者は、プロジェクトマネジメントの基礎を習得し、教育や研究、技術、事務の知識を融合させることで、より効果的な大学経営が求められています。
研修では「岡山大学Vision シンポジウム」というテーマを設定し、実際のイベントに応じたプロジェクトマネジメント手法を習得することを目指します。これにより、参加者は実践的なスキルを身に付けることができます。
研修の内容
研修の初日は、PMI日本支部から講師が招かれ、PMの概要とプロジェクトを立ち上げる際に必要な「プロジェクト憲章」の作成法を学びました。具体的には、「子どもたちのために『夏まつり』を開催する」というテーマで分析を行い、グループワークを通して具体的な問題点を把握しました。
その後、参加者は3〜4人のグループに分かれ、実際に「岡山大学Vision シンポジウム」のためのプロジェクト憲章を作成しました。PMI日本支部のアドバイザーが伴走支援する中で、各グループはそれぞれのアイディアを取り入れ、最終的にまとめた内容を発表しました。
発表では、参加者から「実際に作成することで理解が深まった」との意見や、「様々な企画を人と共有するために有用」という声が上がり、多くの参加者が前向きな感想を持ったことが伺えました。
今後の展望と終わりに
この研修を通じて、教職員が異なる職務を超えて協力し合うことで、多様な視点が生まれることが期待されています。岡山大学は、教職員のスキルアップを図ることで、地域における中核的な研究大学としての役割をさらに強化していく方針です。
大学の挑戦と教職員の活動に対して、どうぞご期待ください。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の成長に、ぜひ注目していただければと思います。
社員教育の一環として行われるこの基礎研修は、今後も継続して実施され、岡山大学のビジョン2050の実現に向けてさらに拡充していくでしょう。これからの岡山大学の進展を楽しみにしていてください。