ICT授業提案セミナー
2025-08-06 11:09:48

新しいICT授業提案セミナー、梅村先生と考える学びの進め方

ICTを活用した新たな授業作りの挑戦



2025年8月23日(土)、神奈川県の公立小学校教諭・梅村周平先生を講師に迎え、オンラインで「はじめの一歩」と題したイベントが開催されます。本イベントは、梅村先生が新たに取り入れた授業支援クラウド「スクールタクト」を活用した授業づくりを紹介するものです。これからの教育現場においてICT活用が進む中、初めてICTツールに触れる子供たちをどうサポートするかというヒントが得られる貴重な機会です。

スクールタクトとは?


「スクールタクト」とは、AIとスタディログを基にしたリアルタイム学び合いを可視化する授業支援クラウドで、低速インターネットでも快適に動作し、多様な子供たちの学びに寄り添うことを目的としています。文部科学省や総務省などのICT教育の実証事業に採用され、全体で2,500校以上に導入されているシステムです。

教育現場の課題と解決法


教育現場では、初めてのICTツール導入に不安を感じる教師が多く存在しています。どのように子供たちにツールを活用させるのか、何を準備しておくべきか、どれくらいで慣れるのかといった疑問を抱える方も多いことでしょう。このイベントでは、梅村先生が新しい小学校での体験を通じて、これらの不安に対する答えを探ります。

梅村先生は、自由進度学習を多くの年にわたり実践してきた経験を持つ教員であり、子供たちに寄り添った授業作りに努めています。今回の実践では、6年生の子供たちが初めて「スクールタクト」に触れる様子や、教師同士の初期の取り組み、さらには「子供に委ねられる学び」の実現に向けた工夫や成功例が発表されます。

参加者の期待する内容


イベントでは、梅村先生による実践発表の後、質疑応答や参加者間の意見交換が行われます。参加者は、ICT活用の第一歩を踏み出すためのヒントを得られることを期待しています。特に、初めてICTツールを導入しようと考えている教育者や、校内でICT活用を拡大したい方にとって、有益な情報が得られるでしょう。

講師プロフィール


梅村周平先生は、神奈川県内の公立小学校で教鞭を取っており、約7年前から自由進度学習の実践を始めました。多様性あふれる教室で、従来の一斉授業では学びが不十分な子供たちに寄り添い、授業方法を見直す必要性を強く感じていました。オルタナティブスクールHILLOCK初等部に触れたことがきっかけで、その後、自由進度学習が実践されるようになりました。現在は新しい学校で6年生に対して「スクールタクト」を活用した授業を展開中です。

このイベントは、教育現場でICTを活用しようとしているすべての方に向けての素晴らしい機会です。参加費は無料で、詳細については公式サイトで確認できます。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。


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