岡山大学の技術職員が集結
2025-03-23 02:45:26

岡山大学が高松で技術職員組織の交流シンポジウムを開催~未来の技術職員像を探る~

岡山大学が高松で技術職員組織の交流シンポジウムを開催~未来の技術職員像を探る~



2025年2月27日、岡山大学の技術職員が香川大学幸町キャンパス(高松市)で開催された「第8回大学技術職員組織研究会 in 高松会議」に参加しました。この会議は、技術職員の未来を見据えた組織の在り方を探求し、意見交換の場を提供することを目的に毎年開催されています。

参加者には、岡山大学の技術専門職員や技術主任たちが名を連ね、特別講演やシンポジウムを通じて活発に議論を交わしました。午前中には技術職員コンソーシアム(TAMARIBA)や大学技術職員組織研究会の発表が行われ、午後には東京科学大学の江端新吾教授による特別講演が行われました。講演では、研究基盤と技術組織の改革についての見解が示され、参加者たちは組織のあり方やその変革に関するさまざまな意見を交換しました。

シンポジウムのテーマは「時代とともに“かわれる”技術組織へ」で、第一部では技術継承、第二部では予算獲得についての事例紹介が行われました。本学からは山下技術専門職員が登壇し、自身の専門分野での技術継承に関する経験をシェアしました。特に彼は、最新技術のキャッチアップについて語り、組織全体での競争的資金の獲得に向けた戦略も提案しました。

会議の翌日には、香川大学内での施設見学や意見交換会も実施され、機器分析室やものづくり工房を訪問いました。参加者たちは、電子顕微鏡や分析装置の操作方法やトラブル対応について意見を交わし、学び合う貴重な時間となりました。また、情報化推進統合拠点では、BYOD(Bring Your Own Device)の普及に伴う情報基盤整備や情報セキュリティ教育について意見交換が行われ、有意義な議論が展開されました。

今回の参加を通じて岡山大学技術主任の中川氏は、他大学の技術職員との交流により新たな視点を得ることができたと語り、今後は組織全体としての視点を重視しながら業務に取り組む意欲を示しました。その上で、さらなるスキルアップに挑戦することを決意しました。

岡山大学総合技術本部長の佐藤副理事は、香川大学との距離が近く、教員間の交流が盛んなことを強調し、今後も技術職員の高度化や人的ネットワークの強化が重要であると述べました。地域中核大学としての役割を果たすために、様々な取り組みを推進していく考えを示しました。

岡山大学は、今後も他機関との意見交換を行い、技術職員が時代に対応した組織を構築していくために全力を尽くしていく成り行きです。期待される岡山大学の技術職員たちの活動には、今後も注目が集まります。


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