アメリカン・エキスプレスが神奈川県と連携しベンチャー企業支援を強化

アメリカン・エキスプレス、神奈川県と連携協定を締結

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.（以下、アメリカン・エキスプレス）は、神奈川県と「ベンチャー企業支援に関する連携協定」を締結しました。この協定は、創業期の企業やベンチャー企業への支援を強化することを目的としています。アメリカン・エキスプレスが日本の自治体と連携協定を結ぶのは今回が初めてです。

締結式には、神奈川県知事の黒岩祐治氏とアメリカン・エキスプレス日本代表の須藤靖洋が参加しました。若手起業家への支援を強化することが求められており、両者の協力で地域経済の発展が期待されます。

知事のコメント

黒岩知事は、「アメリカン・エキスプレスとの協力により、ベンチャー企業の支援がより一層促進されることを心強く思います」と述べ、県の取り組み「HATSU－SHIN KANAGAWA」による支援活動についても言及しました。この取り組みは、起業家育成、ベンチャー企業の成長支援、大企業とのオープンイノベーション促進が含まれています。

アメリカン・エキスプレスの使命

須藤社長も、「アメリカン・エキスプレスは1917年から日本での事業に携わっており、神奈川県と連携できることを嬉しく思っている」と述べました。これまでにも、ビジネス・カードやサービスを通じて経営者の挑戦を支援してきたアメリカン・エキスプレスは、特に創業期の企業に対しての支援を強化する意向を示しました。

連携協定の目的

今回の連携協定には、以下のような内容が含まれています:
1. 県内のベンチャー企業に対する事業拡大・成長支援
2. 起業に関心を持つ若者や新設法人の増加を促す取り組み
3. 起業およびベンチャー企業に係る情報発信
4. その他、ベンチャー企業の創出および成長促進に関すること

このような取り組みを通じて、アメリカン・エキスプレスは、創業期の企業が抱える課題を解決することを目指します。

創業支援の取り組み

アメリカン・エキスプレスは、創業期の企業向けに多様なサポートを提供しています。具体的には、登記が完了すれば事業実績が無くてもビジネスカードの申し込みが可能です。また、創業時の不測の出費に対する柔軟な支払い方法の提案や、新しい取引先開拓を支援するビジネスマッチングサービスも展開しています。

2024年には若手起業家向けのアクセラレーター・プログラム「American Express INNOVATOR’s LAB」を開始予定で、2025年には女性起業家向けのプログラムも実施します。これらを通じて、創業者同士の交流やメンターからの支援を受けることができます。

交流イベントの開催

さらに、神奈川県とアメリカン・エキスプレスは共催で、県内のベンチャー企業や若手起業家を対象にした投資家や大企業との交流イベント「YOKOHAMA CONNÉCT Startup Day」を開催します。

- 開催日: 2025年10月8日（水）16時から20時
- 開催場所: 横浜市技術系スタートアップ成長支援拠点TECH HUB YOKOHAMA（横浜市西区みなとみらい２丁目２番１号）

当日は、自治体や大学によるスタートアップ支援に関するイベントのほか、ピッチコンテストやネットワーキングの機会が設けられます。このような交流イベントを通じて、創業期の経営者たちが新たなビジネス機会を切り開くことが期待されています。

今後も、アメリカン・エキスプレスは創業期の経営者の挑戦を支援し、彼らの成長を促進するための取り組みを続けていくでしょう。これにより、神奈川県内での企業のビジネス拡大が図られるとともに、経済とかが生み出されることが期待されます。