yuhakuの革新
2025-09-10 11:04:39

高級レザーブランド「yuhaku」がRECORE導入で業務基盤を再構築

高級レザーブランド「yuhaku」新たな挑戦



神奈川県横浜市に本社を構える高級レザーブランド「yuhaku(ユハク)」が、業務基盤の刷新に向けた大きな一歩を踏み出しました。今回、株式会社NOVASTOが提供するクラウド型基幹システム「RECORE(リコア)」を導入することで、これまでの複雑な業務プロセスを一新し、オムニチャネル運営への移行を果たしました。

導入の背景



yuhakuが直面していた課題は多岐にわたりました。実店舗とECを併用する中で、それぞれのシステムが効果的に連携できず、顧客データや在庫情報が分断されてしまっていたのです。そのため、業務の非効率が生まれ、顧客への接客にも悪影響が出ていました。月ごとのシステムコストが30万円以上に達するなど、経営的にも大きな負担となっていました。

この状況を打破するために、yuhakuはRECOREの導入を決定しました。RECOREは、小売・リユース業界特化型のクラウドシステムで、POSや在庫、顧客管理などの機能を一元化し、オムニチャネル運営を支援します。

RECORE導入の効果



RECOREの実装により、yuhakuでは次のような革新が実現されました:

  • - 業務の一元化: POSシステム、在庫管理、顧客管理、ポイントシステムなどが統合され、業務がスムーズになりました。全店舗でRECORE POSを導入したことで、他店舗の在庫状況も簡単に確認可能となり、ECとの連携も一層強化されました。

  • - 顧客体験の向上: 店頭在庫のEC併売がPOSで簡単にできるようになり、購入実績に基づく会員ランクやポイントの管理も統一されました。これにより、顧客は店舗とECで一貫した体験を享受できるようになりました。

  • - 柔軟性の実現: yuhakuオリジナルのPOS画面がカスタマイズされ、スタッフの操作が容易になったほか、キャッシュレス決済や免税販売にも対応し、現場での利便性が向上しました。

また、RECOREはShopifyとの高い親和性を活かし、商品の出品情報とマスターデータを双方向で自動連携するなど、業務の効率化を一層推進しています。

今後の展開



yuhakuではRECOREの導入を契機に、さらなるオムニチャネル戦略の深化を目指しています。具体的には、店舗受取のBOPISオペレーションを本格運用し、店頭在庫をEC上でリアルタイムに表示することで、販売機会の最大化を図ります。さらに、国内および越境ECモールへの拡大も視野に入れています。

また、下取りプログラムを通じてリユース販売モデルの構築や、経営判断を支える独自のダッシュボードを作成することで、収益性や在庫回転率にも注目しています。

代表取締役のメッセージ



株式会社ユハクの代表取締役、仲垣友博氏は、「今回のRECORE導入は、単なるシステム変更ではなく、yuhakuとしての今後の在り方を問い直す機会となった」と話します。従来分断されていた情報が統合され、スタッフが同じ視点で顧客と向き合えるようになったことで、ブランドの価値をさらに高めることができたと感じています。

RECOREが目指す未来



RECOREは、単なる業務の効率化を超えて、ブランドのデジタルトランスフォーメーションを支える基盤として成長を続けています。株式会社NOVASTOは、今後も多様な業種での導入を進め、小売業界の次世代インフラを目指すとのことです。yuhakuの成功事例は、他の企業にとっても大きな示唆となるでしょう。この新たな道を進むyuhakuから目が離せません。


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