神奈川VANGUARDSと埼玉ライオンズが進化するアナリティクスアライアンスを締結
神奈川VANGUARDSが埼玉ライオンズとスポーツ映像分析ツールを展開するRUN.EDGE社と新たな「アナリティクスアライアンス」を結成しました。この提携は、両チームの競技力向上に寄与することを目的としています。
アライアンス締結の背景
現在、神奈川VANGUARDSは車いすバスケットボールの天皇杯で3連覇を達成。埼玉ライオンズも日本の強豪チームとして知られています。両チームは、RUN.EDGE社の提供する「FL-UX」というツールを使用して、リアルタイムでプレー映像を確認したり、選手にフィードバックしたりしてきました。今回のアライアンスによって、さらに効率的なデータ分析を行い、選手の成長を促進することを目指しています。
FL-UXの活用
「FL-UX」は、試合中や練習中に選手たちがその場で映像を振り返り、改善点を見つけるための便利なツールです。このシステムを利用することで、選手一人ひとりが自分のプレーを客観的に見つめ直し、質を高めることが可能となります。これにより、両チームの選手たちは自分の強みや改善点を迅速に把握し、トレーニングに活かすことができるのです。
競技力向上の道筋
新たなアライアンスによる取り組みは、神奈川VANGUARDSと埼玉ライオンズだけに留まりません。今後は他の車いすバスケットボールチームやスポーツチームとも連携を図り、FL-UXの普及を促進していく予定です。具体的な計画としては、他チームとの勉強会を通じて、分析ノウハウを共有し、競技力向上を図るとのこと。このように、アライアンスの輪を広げることで、スポーツ界全体への貢献を目指しています。
コメントと期待
神奈川VANGUARDSの代表である西村元樹氏は、今回のアライアンス締結を喜び、選手たちの理解を深め、プレーの質の向上へとつなげていく意気込みを示しています。また、埼玉ライオンズのヘッドコーチ中井健豪氏も、FL-UXの具体的なデータ分析がチーム戦略の理解や選手のスキル向上に寄与すると期待を寄せています。
一方で、RUN.EDGE社の代表である小口淳氏は、映像分析の可能性を感じており、アライアンスを通じて両チームの選手やスタッフがFL-UXの利点を最大限に活用し、その結果がスポーツ界全体に広がることを願っています。
各チーム・企業の紹介
- - 神奈川VANGUARDS: 1973年に創立され、6度の日本選手権優勝を誇るトップチームです。「神奈川から世界へ」というメッセージのもと、地域貢献活動にも取り組んでいます。
- - 埼玉ライオンズ: 1978年創設。競技力向上を目的としたアクティブな取り組みを実施しており、地域に根差した普及活動にも力を入れています。
- - RUN.EDGE株式会社: 2018年に設立された映像技術スタートアップで、FL-UXを通じて様々なスポーツチームにサービスを提供しています。競技分析による新たな文化創出を目指しています。
このアライアンスによって、スポーツのアナリティクスがさらに広がり、多くの人々に愛される競技が増えていくことを期待しています。