三溪園が送る魅力あふれる2026年度カレンダー
横浜市中区に位置する国指定名勝、三溪園では2025年11月5日(水)から「三溪園カレンダー2026」が販売されます。このカレンダーは、毎月異なる美しい風景が収められており、来年の四季を感じながら楽しむことができます。
表紙は森日出夫氏の作品
今回のカレンダーの表紙を飾るのは、著名な写真家である森日出夫氏が手掛けた作品です。彼は「三溪園フォトコンテスト」の審査員も務めており、その目線から捉えた特別な一瞬が、カレンダーの表紙としても登場します。
歴代入賞作品による月替わりの風景
カレンダーの各月には、三溪園フォトコンテストで選ばれた歴代の入賞作品が掲載されています。応募者の皆さんが三溪園で感じた瞬間を切り取った写真は、春夏秋冬の美しさをバランスよく表現しており、見る人に深い感動を与えてくれます。また、園内に咲く花々の見頃や、様々なイベントの開催時期も紹介しており、訪れる頃合いを教えてくれます。
このように、カレンダーはシンプルな日付の管理だけでなく、季節ごとの三溪園の魅力を思い出させる素敵なアイテムになることは間違いありません。
発売の詳細と販売場所
このカレンダーは、正門案内所での販売となり、販売期間は2025年11月5日(水)から、売り切れ次第終了となります。販売時間は午前9時から午後4時15分まで。部数は1,000部で、税込み1,100円です。A4判の中綴じ冊子型で、実用性とデザイン性を兼ね備えた作品です。
フォトコンテストとは
三溪園フォトコンテストは、一年を通して訪れる人々が三溪園の素晴らしい風景や思い出を写真で表現するイベントです。入賞作品はプロのカメラマンによる審査で選ばれ、展示されます。次回の展示は2026年1月1日(木・祝)から5月18日(月)まで、三溪記念館で行われる予定です。ここでの展示を通じて、多くの方々が選ばれた作品に触れ、三溪園の魅力を再発見する機会となるはずです。
三溪園の歴史と魅力
三溪園は、生糸貿易で成功した実業家・原三溪によって1906年に一般公開され、約17.5ヘクタールの広さを誇ります。園内には歴史的な建物が配置され、自然と調和した美しい日本庭園が楽しめます。もともと「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の理念のもと、開園当初から広く開放されてきました。さらに、戦後は横浜市に譲渡された後、重要文化財の保護やイベントの開催など、地域の文化を支える重要な施設として機能しています。
三溪園には、現在も17棟の古建築が存在し、そのうちの10棟が重要文化財に指定されています。訪れる人々は、季節によって変わる美しい自然や文化遺産に触れ、心癒される体験ができるでしょう。
まとめ
三溪園の2026年度カレンダーは、自然の美を感じることができる素晴らしいアイテムです。季節の移り変わりを楽しみながら、三溪園の魅力を再確認するために、ぜひ一度手に取ってみてください。ファミリーや友人への素敵なギフトにも最適です。この機会をお見逃しなく!