病児を支える芸術の力
2025-10-23 08:55:23

病児の新たな笑顔を生む!こどもホスピス芸術学校の挑戦と支援のお願い

みんなの芸術学校~こどもホスピス芸術学校とは



「みんなの芸術学校~こどもホスピス芸術学校」は、認定NPO法人あっちこっちが2021年に設立した新しい活動です。病気で治療を受けている子どもたちが日常生活に戻れない中、音楽や美術、ダンスといった芸術を通じて新たな体験を提供しています。これにより、子どもたちは自身の成長を感じ、自己表現を楽しむことができるのです。

事業内容



本校の授業は、音楽、美術、ダンスの3つの分野に分かれており、それぞれにプロのアーティストが指導する形で行われます。授業形式は「個別授業」と「合同授業」の2種を採用しています。個別授業は子ども一人ひとりの体調や要望に応じて行い、3時間余りの合同授業では、異なる子どもたちが集まり、一緒にアート体験を共有します。

音楽の授業では



ピアニストや歌手、楽器奏者がマンツーマンで授業を行い、また参加型のコンサートも実施しています。子どもたちは楽器を直接触れたり、歌を一緒に歌ったりする中で楽しみと共に学びを得ることができます。たとえば、ある家族はお姉さんの誕生日にコンサートを通じて特別なお祝いをしました。ピアニストと一緒に音楽を作り上げることで、心温まる時間を共有しました。

美術の授業では



プロの美術家と共に、絵を描き、工作に挑戦する機会が用意されています。たとえば、ある授業では子どもたちが粘土を使って魚やタニシをテーマにした作品を制作しました。色鮮やかな作品が次々と生まれ、その過程が子どもたちにとっての素晴らしい学びとなります。

ダンスの授業では



バレエや創作ダンスなど、子どもたちが自由に体を動かすことができる場を提供します。ストウミキコさんの教えるダンスレッスンでは、参加者たちが楽器に合わせて体を動かし、それによって活気あふれる雰囲気が生まれます。

オンライン授業も



通院中の子どもたちは自宅からオンラインで授業に参加できるプログラムも用意されています。このように、距離の壁を越えた芸術教育を実現しています。

参加者の声



子どもたちやその家族からは、「またやりたい!」という声が多く聞かれます。参加者同士が共に作品を作り上げる中で、互いに刺激し合い、楽しい時間を過ごしています。参加した多くの保護者も、「特別な体験ができて良かった」と話しています。

今後の展望



私たちは、病気を抱える子どもたちに、芸術を通して自らの感性を育む機会を提供し続けます。心からの笑顔が生まれる瞬間に立ち会うことが、私たちの活動の動機であり、喜びです。これからも、プロのアーティストが子どもたちに寄り添い、素晴らしい体験を共有していきたいと考えています。

ご支援のお願い



この活動を継続するには、皆さまからの温かな支援が必要です。1回の授業を開催する費用は約8万円。ご支援金は、授業の運営に必要不可欠です。通常、行政措置ではカバーできない芸術体験を支えるために、皆様の助けが必要です。ぜひともご協力をお願いいたします。

ご寄付は、個人の小さな支援から大きなサポートまで、どんな形でも大歓迎です。今後も心のこもったアート体験を提供するために、皆さまの温かなご支援をお待ちしております。


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