AI業務自動化の新しいアプローチ「Copelf(コペルフ)」
コーレ株式会社は、近年のAI技術の進化を背景に、業務自動化を加速させる新たなツール「Copelf」をリリースしました。このツールは、ユーザーがブラウザで行う一連の操作を録画し、AIがその操作を学習することで、業務の自動化を実現します。特に、従来の自動化手法が抱える数々の課題に対して、直感的で簡便なアプローチが特徴です。
業務自動化の現状と課題
多くの企業が「業務を自動化したい」という思いを持ちながらも、実際には様々な障壁が存在します。これまで使用しているツールが外部システムと連携できなかったり、業務プロセスの整理がなされていなかったりと、AI導入の手前でつまずくケースが多数見受けられます。特に、業務内容の明文化やマニュアルが古くなっている企業においては、今どのような作業がどの順番で行われているかすら理解できないという現実もあります。
そのため、業務の可視化が自動化に向けた最大のボトルネックとされています。これに対し、Copelfはユーザーがブラウザでの作業をそのまま録画し、その録画をもとにAIが業務手順を自動的に解析。結果として、業務の整理と自動化を同時に実現することが可能です。
Copelfの革新性と利点
Copelfの最大の特徴は、録画した業務手順をそのままAIが分析し、標準化されたワークフローとして構築する点です。従来のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やワークフロービルダーで必要とされていたプログラミング知識は不要で、誰でも手軽に業務自動化を開始できます。また、同一の操作を何度も繰り返す必要がある場合でも、Copelfなら手作業でのコストを大幅に削減できるのです。この「少しずつ違う繰り返し」をループ処理として行える機能も、多くの場面で役立つでしょう。
さらに、業務の難易度に応じて推論レベルを適切に切り替える能力があり、単純作業は素早く、判断を伴う複雑な作業は丁寧に処理します。これにより、高い精度での業務遂行が可能となります。
ヒューマン・イン・ザ・ループの機能も搭載されており、重要な判断ポイントでは自動処理が一時停止し、担当者が介入することができます。この柔軟さが、安全性を確保しつつ業務の効率化を図る鍵です。
Agenticワークフロー指示構文「Agentic Workflow RITSU」
Copelfの背後には、業務手順を正確にAIに伝達するための汎用構文「Agentic Workflow RITSU」があり、これを基盤にしたワークフロー構築が行われます。このRITSUは独自の構文仕様により、特定のツールに依存せず、幅広いAIエージェントやワークフローツールで活用されることが見込まれています。コーレは、将来の展望として、RITSUを共通言語として広め、さまざまな場面での活用を進める考えを持っています。
Copelfの今後の展開
Copelfは個人や法人を問わず利用でき、すぐに利用を始められるセルフサーブ型サービスです。今後は、利用環境をさらに拡張し、APIを通じて他のシステムやワークフロービルダーとの連携を図っていく予定です。さらには、単なるブラウザ操作に留まらず、PC全体やヒューマノイドロボットの操作にまで対応する方向で進展していくことが期待されています。これにより、業務の自動化はさらにスムーズになり、企業の業務効率化が加速することでしょう。
コーレ株式会社について
コーレ株式会社は、AI技術を活用した幅広いプロダクトの開発・提供を行っています。企業向けのAIコンサルティングも手掛けるなど、これからの業務改革の推進に寄与しています。今後のAI業界の進展において、また新しい利便性をもたらすことでしょう。