イチゴの甘い香りと笑顔の交流
2024年2月、神奈川県横須賀市の「よこすか・みうら岬工房」で開催されたイチゴ収穫体験イベント。パーソルテンプスタッフのスタッフとそのご家族が参加し、障害者と共に行う農作業を通じて、交流や理解を深めることを目的としたこのイベントには、多くの笑顔が溢れました。
障害者雇用の理解を目的としたイベント
パーソルテンプスタッフは、障害者雇用の推進を図るため、地域の農業発展に貢献する「よこすか・みうら岬工房」にて、株式会社の工房スタッフとその家族が参加するイベントを企画しました。イベントには162件の応募があり、その中から約40名が選ばれました。参加を通じて、障害者の方々の仕事に対する熱意や、彼らと共に働く喜びを体験し多くを学ぶことができる内容となっています。
イチゴの収穫体験
参加者が向かったのは、津久井浜観光農園。特別なイチゴハウスに到着した参加者は、工房で働く障害者の方から収穫のテクニックやイチゴの品種についての説明を受け、その後、思い思いにイチゴを収穫しました。「自分で摘んだイチゴは特別で美味しい」との声が上がり、試食会ではみんなの笑顔が広がります。
さらに、収穫の後には、実のついていない茎を取り除く作業を行い、栽培管理の重要性についての理解を深めました。「収穫する楽しさと共に、このような作業も大事な工程だと学びました」という参加者の声が印象的です。
障害者雇用に対する意識の高まり
イベントを通じて、生産者としての障害者の方々の貢献を感じ取った参加者たちは、「毎日の作業があってこそ、私たちが美味しいイチゴをいただけるのだと実感しました」「障害者雇用に対する理解が深まった」との感想を寄せました。
よこすか・みうら岬工房の取り組み
同工房は障害者が地域内で農業を支える活動を行う場として重要な役割を果たしています。今回のイベントに関して、工房のマネジャーである岩﨑諭史さんは「参加者との交流を通じて、障害者雇用への理解が深まったのが何よりうれしかった」と語りました。今後も地域との連携を強め、こうした体験を通じた理解促進に努めていく意向を示しています。
パーソルグループの持続可能な取り組み
パーソルグループは、障害者雇用を通じて地域に貢献し、その活動がSDGsの目標に結びつくことを目指しています。食農教育や地域産業の発展など、幅広い社会貢献が求められる現代において、このような体験型のイベントが果たす役割は大きいといえます。
「イチゴ収穫は子供たちにとって、楽しいだけでなく、食育につながる」との声も多く、未来を担う子供たちへの良い影響を与えることができたイベントだったと感じます。まだこのイベントに参加したことがない方も、ぜひ次回の機会を楽しみにしていてください。