湘南国際マラソンでのプロギング体験
湘南国際マラソンが注力する「環境アクションスローガン」には、地域の美化や持続可能な社会の実現への強い思いが込められています。2025年の開催に向けて、今年行われたプロギングイベントはその理念を体現する素晴らしい取り組みの一環として、多くの参加者を迎えました。
プロギングとは?
プロギングとは、スウェーデン発祥のフィットネススタイルで、ジョギングをしながらゴミを拾う活動を指します。健康を促進しつつ、環境問題にも取り組むこの活動は、参加者にとって心身ともにリフレッシュできる機会を提供します。このイベントでは、湘南の美しい景観を楽しむだけでなく、地域の環境保護にも貢献できるという一石二鳥の体験ができました。
イベントの詳細
プロギングイベントは、参加費が無料で、江の島の聖天島公園をスタート地点とし、フィニッシュはTHE NORTH FACEの鎌倉店。晴れ渡る青空の下、富士山を背景にした絶好のコンディションで始まりました。参加者たちは、134号線を進みながら、腰越海岸、鎌倉高校前、七里ヶ浜、由比ヶ浜といった美しい景色の中でゴミを拾いながら走り続けます。
季節の楽しさと盛り上がる雰囲気
当日は様々な人々が集まり、和やかな雰囲気の中、走りながらのゴミ拾いが進行していきました。特に、ウルトラランナーの“みゃこ”さんが参加したことで盛り上がりを見せ、参加者同士の声掛けやコミュニケーションが生まれました。「ナイスピック!」の声が響く中、思いがけない大きなゴミが見つかると、皆で驚き笑い合う瞬間もありました。このようなやりとりが、参加者同士の絆を深める素敵な時間となったのです。
地域との連携
今回のプロギングイベントは、公益財団法人かながわ海岸美化財団の協力のもと、軍手やゴミ袋が提供され、ゴミの回収作業も行われました。このような努力によって、地域との連携が強化され、湘南の美しい景観を守るための一歩が踏み出されました。また、地域住民の方々も多く参加し、マラソンを通じての関わりが深まったことも特筆すべき点です。
未来への期待
湘南国際マラソンのプロギングイベントは、参加者全員がともに環境を守る意義を感じることができる素晴らしい一日となりました。地域貢献の重要性、環境保護の楽しさを実感した参加者たちは、その思いを胸に大会本番を迎える準備を進めています。12月7日(日)には、湘南国際マラソンのメインイベントが待ち受けています。ランナーと地域が共に未来に向けてアクションを起こすこの機会に、ぜひ皆さんの参加を期待しています。
大会情報
- - 開催日: 2025年12月7日(日)
- - 種目: フルマラソン/ファンラン10km/その他
- - 会場: 大磯プリンスホテル
湘南国際マラソンの公式サイトはこちらからアクセスできます:
湘南国際マラソン 大会HP