地域女性の可能性を広げる新たなコンソーシアムの誕生
2025年7月7日、神奈川県において「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」が発足します。このコンソーシアムは、株式会社Triveをはじめとする多くの企業や関係者が参加し、地域で働く女性に対するデジタルスキルの習得と就労支援を行います。この取り組みは、女性のキャリア形成を促進し、地域の経済活性化にも寄与することを目的としています。
コンソーシアム発足の背景
現在、地域には未活用の膨大な人材が潜んでいます。特に女性たちは、家庭や地域社会で豊かな経験とスキルを持ちながらも、さまざまな要因でその力を十分に発揮できていません。非正規雇用や職種の偏り、さらには社会の無意識バイアスがその一因です。一方で、地域の企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れに悩み、成長に必要な人材が不足しています。これらの課題に対して、「このままでいいのか?」という問いを立て、コンソーシアムの立ち上げに至りました。
コンソーシアムの主な取り組み
このコンソーシアムは、単なる教育プログラムの提供に留まらず、地域で働く女性たちにデジタルスキルを伝授し、働く場を提供することを目指しています。これにより、女性たちは自分のキャリアを築けるようになり、その影響で地域企業も変革を促されます。具体的には次のような活動を展開します:
- - 地域女性がデジタルスキルを習得し、活躍するためのモデルケースを集め、発信する。
- - スキルを習得した女性たちに対する就労支援を行い、地域内での賃金改善に寄与する。
- - 地域企業の経営DXを支援し、人材不足の問題を解消する。
- - 自治体や政府関連省庁との連携を図る。
コンソーシアム設立準備室と運営事務局
本コンソーシアムでは、設立準備メンバーとして、矢田稚子前内閣総理大臣補佐官や江口清貴(LINEヤフー株式会社の室長)、SAPジャパン、株式会社MAIAなど、多士済々のメンバーが参加しています。また、運営事務局は株式会社マイナビが担います。
株式会社Triveの貢献
株式会社Triveは、自らの役割を「現場に根ざす変革者」とし、DX推進に真摯に取り組んでいます。単なるコンサルタントに留まらず、実行力のあるプロジェクトチームとして、業務設計からITツールの実装、運用支援までを手がけます。特に女性の多様なライフステージに合わせた支援に注力し、彼女たちがデジタルスキルを習得し、キャリアを築くためのシステムを整えています。地域経済の活性化にも貢献し、すべての現場に「生きた変化」をもたらすことがTriveの信念です。
発足イベントの詳細
コンソーシアムの発足を記念したイベントは、2025年7月7日13:30から、LINEヤフー本社オフィスで行われます。参加者は、自治体や民間企業からの関係者が対象で、参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。プログラムでは、コンソーシアムの設立趣旨や女性活躍事例の紹介が行われ、今後の活動計画についても説明がされます。
最後に
株式会社Triveの代表取締役社長、岡本俊介氏は、「輝ける場所を求める地域の女性たちのために、一緒にその舞台を創りたい」と述べています。女性のキャリア形成を支えることで、地域の活性化を図るこの新たな取り組みに、期待が寄せられています。地域の女性たちが壇上で輝く日が待ち遠しいですね。