CCCMKホールディングスが提案するエシカルフード
神奈川県横浜市に本社を構えるCCCMKホールディングス株式会社は、現代の食生活における重要なテーマ、エシカルフードに着目した新たなプラットフォーム「V みんなのエシカルフードラボ」を推進しています。このプラットフォームの一環として、2024年に開催された「食のサステナビリティフォーラム2024」の成果を基に、「食のサステナビリティフォーラム2025」がスタートします。
この新しいフォーラムの核心は、エシカルな商品の魅力をどう伝え、生活者がそれに共感し購買へとつながるかを探求することです。2025年10月10日から16日にかけて、東京都渋谷区に位置する代官山 蔦屋書店で実施される「エシカルフードフェア」は、その第一歩となります。
エシカルフードフェアの詳細
「エシカルフードフェア」では、エシカルな食品の7つのテーマに基づいた22種類の商品が展開されます。これには、サステナブルシーフード、オーガニック、フェアトレード、アニマルウェルフェア、プラントベースフード、アップサイクルフード、サステナブルカカオなどが含まれています。
具体的には、ニチレイフレッシュの「みらいくら」や、キユーピーの「平飼い卵マヨネーズ」、明治の「明治ミルクチョコレート」など、さまざまなエシカルな選択肢が用意されています。これらの商品は、実際に生活者が手に取ることのできる形で販売され、消費者がどのように反応するかを検証します。
購買意欲を高めるための戦略
「食のサステナビリティフォーラム2024」での実証から得られた知見によると、日本の消費者はエシカルな商品の選択において、社会的価値だけでなく、美味しさや品質、健康、ブランド性といった側面でも判断します。この点を踏まえ、フォーラム2025では、エシカルな商品のプロモーションにおいて、何をどう提示すれば消費者に伝えられるのかを模索します。
特に、エシカルテーマごとに形成されたメッセージが、どのように生活者の心に響くのかを理解することが重要です。これを実現するために、2,000人の消費者を対象に調査を実施し、最も共感を得られたメッセージを「エシカルフードフェア」の店頭POPに掲載する予定です。
幅広い業界との連携
このフォーラムには、エスビー食品株式会社、キユーピー株式会社、ニチレイフーズ、ミツカン、明治ホールディングスなど、さまざまな業界パートナーが参加しています。これにより、食品業界だけでなく流通やIT技術など、多角的な視点からエシカルフード市場を創出し、「消費者にとってのエシカルな価値」の再構築を進めていくことが目指されています。
今後の展開
代官山 蔦屋書店での「エシカルフードフェア」の成功を受け、今後は一般のスーパーマーケットでも同様の取り組みが拡大する予定です。CCCMKホールディングスは、生活者、メーカー、流通など、食に関わる全てのステークホルダーと共に、エシカルフードの浸透を図り、持続可能な食の循環に貢献していく方針です。
このように、CCCMKホールディングスによる食のサステナビリティに向けた取り組みは、まさに未来の食卓を考える鍵を握っています。ぜひ、この機会にエシカルフードに触れ、自身の食生活の見直しを考えてみてください。