しごとサポーター養成講座
2025-09-28 15:59:16

岡山大学が開催した精神・発達障害者しごとサポーター養成講座の概要

岡山大学の精神・発達障害者しごとサポーター養成講座



2025年9月4日、岡山大学津島キャンパスにて、精神・発達障がいに関する「しごとサポーター養成講座」が開催されました。この講座は教職員を対象に、精神的な障がいや発達障がいへの正しい知識を深め、職場での理解と支援を促進することを目的として行われました。参加者は約25人で、現場での皆様に必要な知識を学ぶ機会となりました。

講座の内容



講師にはハローワーク岡山から精神・発達障害者雇用サポーターの矢野里香氏を迎え、精神障がいや発達障がいの種類、それぞれの特性、職場における課題、そして障がいを持つ同僚に対する接し方について学びました。この講義を通じて、参加者は障がい者に対する理解を深め、職場での協力について新たな視点を得ることができました。

アンケート調査の結果



受講終了後には参加者にアンケートが実施され、「障がい者と共に働くことについて、前向きに考えることができますか?」との質問に対し、7割以上が「できる」と回答しました。その理由には、「多様な人が共存する社会は教育や創造性を高める」といった意見が多く寄せられました。また、「強みを生かすことで職場の活性化が図れる」といった声もあり、障がいを抱える方々と共に働くことの意義が広がっていることが伺えます。

一方で、「サポート体制についての不安」や「具体的事例の学習が必要」といった意見もあり、今後の講座や研修について求められる内容の多様性が明らかになりました。

岡山大学の取り組み



岡山大学では「ダイバーシティ&インクルージョンポリシー」に基づき、全学を挙げて障がい者雇用の推進に取り組んでいます。これは、障がい者が自らの特性や能力を活かした環境で働くことを可能にするものです。今後も、より多くの部署で職場の多様性を増やし、障がいのある職員と共に働くことが自然な環境を構築するための努力を続けていくとしています。

地域社会への貢献



こうした取り組みは、岡山大学のみならず地域社会にも貢献するものです。障がい者が働くことが当たり前となる社会を目指す中で、岡山大学は地域の中核的な研究機関として、持続可能な社会の実現を目指しています。岡山大学のさらなる成長と当地域社会への貢献に期待が寄せられています。今後の展望にも注目が集まることでしょう。


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本講座は、地域の関心を集め、多様な人々と共存するための重要なステップです。岡山大学は今後も、教育・研究機関として社会全体の理解を深めることに努め、様々な取り組みを推進していきます。


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